『スカイ・イタリア』によりますと、ミランがデ・リフト選手の加入で出場機会が得られなくなると見られているデミラル選手の獲得に興味を示しているとのことです。カルダラ選手の件がありますから、可能性はあると言えるでしょう。
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ミランはクリスチャン・サパタ選手が退団したため、トップチームに登録されている CB が不足しています。現状はロマニョーリ（24）、ムサッキオ（28）、カルダラ（25）の3選手ですから、CB は補強候補と言えるでしょう。
一方でユベントスの CB 陣はデ・リフト選手を獲得したことで5選手となっており、選手を放出することは可能です。
ユベントスがサッスオーロから獲得したデミラル選手の序列は5番手と予想されています。そのため、ミランが獲得に乗り出したと考えられます。
ユベントスは「4000万ユーロを支払うなら売却可」との姿勢を採る模様と『スカイ・イタリア』は報じています。
しかし、この金額をミランが払うことは不可能でしょう。したがって、ミラン側は「買取オプション付きのレンタル移籍」などで “落とし所” を探るものと予想されます。
ユベントスがボヌッチ選手に高い評価を与え続ける限り、出場機会を得ることが難しくなるデミラル選手やルガーニ選手が引き抜きの対象になることでしょう。
現フロント陣はカルダラ選手を昨夏のプレシーズン中に手放した “前科” があります。ですから、デミラル選手を “転売” する可能性は十分にあり得ることです。
CB の5番手はターンオーバーをほとんど使用しないサッリ監督の下で起用される可能性は「ほぼゼロ」でしょう。その立場になるのはどの選手なのか。その立場になる可能性がある選手をフロント陣がどう対処するのかに注目です。
