今夏に契約満了を迎えるマルティン・カセレス選手ですが、セリエAのローマが1月の移籍市場での獲得を狙っていると『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』が報じています。
カセレス選手に対し、契約延長についての交渉報道は(現時点で)皆無です。そのため、夏にフリーで獲得できることは既定路線となっています。
しかし、ローマは夏まで待つつもりはなく冬での獲得を目指しており、ワルテル・サバティーニ SD がカセレス選手の代理人を務めるダニエル・フォンセカ氏とコンタクトを取ったと『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』は伝えています。
確かに今シーズンのローマは守備に不安を見せており、カセレス選手の獲得に乗り出したという報道には一定の信憑性があると言えるでしょう。
右サイドバックを本職とするマイコン選手とトリシディス選手は安定感を欠き、MF 登録のフロレンツィ選手を SB として起用することを余儀なくされています。
また、マノラス選手とリュディガー選手の CB コンビも満足できる内容とは言い難く、海綿状血管腫から復帰したレアンドロ・カスタン選手もレギュラーの座を獲得するほどのパフォーマンスを見せることはできていません。
したがって、守備陣のテコ入れ目的として、DF であれば左右どのポジションでもプレー可能なカセレス選手に白羽の矢を立てることは十分にあり得る話だと思われます。
ただし、ユベントスは1月24日のセリエA第21節でローマをホームに迎える日程です。そのため、カセレス選手がローマに移籍する場合は早くても1月25日以降となるはずです。
直接対決でユベントスが勝利し、勝点差を広げることに成功していれば、カセレス選手がローマに加入する可能性も十分にあると言えるでしょう。
Roma, tentativo per Caceres della Juventus: contattato l’agente, la situazione