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【移籍のウワサ】 マルティン・カセレスの新天地はフィオレンティーナか?

 6月末でユベントスとの契約が満了するマルティン・カセレス選手がフィオレンティーナと交渉中と『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』が報じています。

画像:フィオレンティーナ
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 記事では選手の代理人を務めるダニエレ・フォンセカ氏がミラノでフィオレンティーナのオーナーであるデッラ・バーレ家と会談していたとのこと。この情報によって、カセレス選手のフィレンツェ行きが現実味を増したことになります。

 ユベントスがカセレス選手との契約延長にあまり積極的ではない理由は選手の高年俸が理由と言えるでしょう。

 実力者であることは疑いようのないのですが、負傷などでシーズンの半分ほどを棒に振るケースが多いとなるとコストパフォーマンスの面で難色を示す要因となるからです。

 全体的に年俸が上向いているサッカー界で減俸を受け入れる選手は少ないと思われますし、カセレス選手のようにピーク期に入っている選手は争奪戦が起きやすく、結果的に年俸が高騰する要因が強すぎると言えるのです。

 

 カセレス選手の移籍先として噂されるフィオレンティーナはパウロ・ソウザ新監督の下、3-4-2-1 を駆使し、セリエAを5位で終えました。

 リーグ終盤は息切れを起こしてしまいましたが、序盤戦での躍進はめざましく、チームマネジメント次第でチャンピオンズリーグ圏内に入るだけの力を持ったチームと言えるでしょう。フィオレンティーナはチームを支えてきたDFのパスクアル選手(34)が退団することが決定しています。

 最終ラインならどのポジションでもプレーが可能なカセレス選手はその代役として十分すぎるほどの逸材ですし、3バックでもプレーできますので、CB陣の底上げに貢献することも期待できます。交渉の結果次第ですが、非常に興味深い移籍先候補と言えるのではないでしょうか。