ユベントスが冬の移籍市場で獲得するのではないかと報じられているペスカーラのジャンルカ・ラパドゥーラ選手が『トゥット・スポルト』のインタビューに応えていましたので紹介します。
Q. トリノで生まれ、８歳でユベントスユースに加わりました。それから何が？
A. 学校ではユベントスが “トップ” ではありませんでした。教育が大事だったのです。それが正しいことだったと最近になって気づきました。マッローネやロッシとともにグループにいたのですが私は準備できていませんでした。
Q. ボルゴ・フィラデルフィアで育ちましたが、常にユーヴェファンでした。どこで間違いが？
A. 両親はボルゴ・フィラデルフィアから100メートルのところで花屋を営んでいます。サルッツォでプレーするデビッドを含め、ラパドゥーラ家が主に集まる場所のままです。ニックネームの『サー・ウィリアム』はウィリアム・ウォレスの勇敢さに由来するものです。
（サー・ウィリアム・ウォレスはイングランド王エドワード1世の過酷なスコットランド支配に対して、スコットランド民衆の国民感情を高めて抵抗運動を行ったスコットランドの騎士／軍事指導者）
私はトリノファンの友人もたくさんいます。ですが、私はジダン、トレゼゲ、デル・ピエロの時代にボールボーイをしていました。偉大なジェントルマンであり、私にとっての本当のアイドルです。
Q. ユベントスのスカウトが “ストーキング” していることは知っていますか？
A. セリエＡのビアンコネーリがペスカーラに関心を持ってくれていることを誇りに感じます。
Q. 10番をつけてプレーするポグバがいます。
A. ペスカーラではその役割が与えられています。率直に言って私は偉大な選手ではありませんが、番号には責任や才能と同義です。
お気に入りの役割はセカンドトップです。意志の強さとちょっとした “ファンタジー” で、今シーズンは上手くできています。
Q. 新しいディバラ？
A. 私達は違いすぎますよ。ですが、もしかしたらちょっとは似ているかもしれません。
Q. ポグバやクアドラードとダンスをする姿を見れるでしょうか。
A. 彼らのレベルにまでなれると思いますし、不可能ではないと思います。10〜11年も家から離れることになるとは誰も思わないでしょう。トリノに戻ることができればすばらしいことです。
ラパドゥーラ選手の出身地であるボルゴ・フィラデルフィア地区ですが、トリノの本拠地であるスタディオ・オリンピコの目と鼻の先にあります。トリノ市内ではユベントスよりもトリノファンの方が多いと言われていることから、ユベントスに惹かれた理由が質問されたのでしょう。
ラパドゥーラ選手獲得で懸念があるとすれば、現在25歳の年齢でしょうか。ですが、ルカ・トーニ選手が本格的にブレイクしたのも26歳以降のシーズンでした。トーニ２世として、ラパドゥーラ選手が大化けするかに注目と言えるでしょう。
