来年夏の移籍市場でユベントスが買取オプションを行使すると見られているサッスオーロのドメニコ・ベラルディ選手についてプレミアリーグ・トッテナムが獲得を熱望していると『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じています。
ベラルディ選手を2016年夏であれば買取オプションにより移籍金は1800万ユーロと定められていますが、2017年夏だと2500万ユーロにまで上昇します。
トッテナムはベラルディ選手に対し、3400万ユーロのオファーを提示する用意があると報じられいます。ユベントスのフロント陣は買取オプションを行使するにしても、来季以降の戦力として計算するか、現金化するかの決断が迫られることになるでしょう。
実力としては大きく期待できるものがありますが、プロフェッショナルとしての姿勢をどのように評価するかが最初のチェック項目です。また、ベラルディ選手が活きるシステムをチームが採用するかも重要項目となるでしょう。
まずは選手自身の退場癖が解消されているかがポイントです。カードコレクターはチームにとってマイナスであり、世界トップと認められた選手でなければ、その姿勢は容認されることはないでしょう。フル稼働が見込めない選手の獲得にビッグクラブが難色を示すことは当然だと思われます。
フォーメーションについては監督人事に大きく左右されます。アッレグリ監督はトップ下を置く 4-3-1-2 が1番起用したいシステムですが、チーム事情に合わせて変更する戦術の柔軟性を持ち合わせています。
ベラルディ選手がどのチームでプレーすることになるかは、ユベントスの来季の陣容が大枠で固まってからになるのではないでしょうか。