ユベントスは公式サイト上でアストン・ヴィラに所属するブラジル代表の MF ドウグラス・ルイス選手を移籍金5000万ユーロで獲得したと発表いたしました。Ｄ・ルイス選手とは2029年夏までの契約を締結したことも合わせて発表されています。
プレスリリースは以下のとおりです。
選手ドウグラス・ルイス獲得について
アストン・ヴィラとの合意事項
トリノ、2024年6月30日 ー ユベントス・フットボールクラブはアストン・ヴィラ FC と選手ドウグラス・ルイス・ソアレス・デ・パウロの登録権を4年分割5000万ユーロおよび追加費用150万ユーロで獲得することで合意いたしました。
ユベントスと選手は2029年6月30日までの契約を締結したしました。
ドウグラス・ルイス選手は1998年5月生まれの26歳。
ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ出身で2017年夏にマンチェスター・シティが保有権を獲得。スペイン・ジローナへの期限付き移籍を経て、2019年夏にアストン・ヴィラに加入したブラジル代表の MF です。
| 大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
|---|---|---|---|---|
| 2023/24 （出場時間率：85.9%） |
プレミア | 35 (35) | 9 (5) | 3002' |
| UEFA ECL | 12 (9) | (4) | 904' | |
| ECL Qua. | 2 (2) | 1 | 159' | |
| FA 杯 | 3 (2) | (1) | 201' | |
| リーグ杯 | 1 (1) | 0 | 90' | |
| 合計 | 53 (49) | 10 (10) | 4356' | |
| 全試合 | 56 | ー | 5070' | |
エメリ監督が率いた 2023/24 シーズンのアストン・ヴィラでＤ・ルイス選手は 90% 弱の出場時間率を記録。その中で公式戦10得点10アシストを決めた中盤 MF です。
ユベントスは「中盤 MF のクオリティーおよび得点貢献度の向上」が課題として指摘されていたため、その解決策としてＤ・ルイス選手に白羽の矢が立ったものと思われます。
プレーの注目点については「チアゴ・モッタ監督の下でどのような役割がアサインされるか」でしょう。
アストン・ヴィラ時代のドウグラス・ルイス選手は「攻守両面での貢献がスタッツ的に高いオールラウンダー」として結果を残しており、その役割を託す場合は「DF ライン前のスペースを管理することに長けた選手」が欠かせないからです。
そして、クラブはその役割を担う選手としてニースのケフラン・テュラム選手を思い描いているのでしょう。
ドウグラス・ルイス選手はブラジル代表の一員としてコパ・アメリカ 2024 を戦っている真っ最中。大会とバカンスを終えてトリノに到着した後の加入会見でどのような意気込みを語るのかにも注目です。
