2023/24 セリエA第32節トリノ戦を控え、アッレグリ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「勝てば雰囲気は良くなります。それは確かです。カンピオナートは残り7節であり、コッパ・イタリア準決勝も残っています。まだまだ道は長いですし、明日は私達の目標に向けて1歩を進めなければなりません。
(親会社 Exor)エルカン会長の言葉はこの3年間で取り組んで来たことを強調する重要なものです。会長の言葉は近年ヴィノーヴォで行われて来た仕事を重要視しています。
(トリノの)ユリッチ監督にかけてくれた言葉に感謝します。どのチームも毎年同じではありません。私は所属選手達とともに目標の追求に適応します。明日は難しい試合になるでしょうし、特別な試合になるでしょう。目標を達成するために私達にとって重要な試合になるからです。
私達は目標のことだけを考える必要があります。チャンピオンズリーグに出場するかで1億ユーロの価値があります。重要な目標です。その後、クラブがユベントスにとっての最善の未来を決定するでしょう。
現時点では目標を達成するために最善を尽くすこと。これが極めて重要です。
試合での落とし穴は数多くあります。トリノは15試合でクリーンシートを達成しています。私達は31試合を戦っており、トリノが失点するのは2試合に1回。ホームでは10失点。つまり、失点の少ないタフなチームです。
リーグ全体で4番目に良い守備力を有していますし、ダービー戦自体が物語です。私達にとっては重要なステップであり、最善の方法で解決しなければなりません。フォーメーションに関しては疑問があるので明日の朝に決めます。
勝てば違って見えるのは普通のことです。直接対決に勝利してから長い時間が経過しました。後半戦では直接対決に問題を抱え、ラツィオ、インテル、ナポリ戦に敗れました。勝利は私達が良い仕事をする手助けになるでしょう。
最終目標を達成するまでは何もしたことにはなりません。ですから、私達は1歩ずつ進み、明日のピッチ上でやらなければならないことを考えなければならないのです。それからカリアリ戦に向けた準備をしましょう。
批判は常に考慮に入れています。サッカーを理解する人々によって作られるものだからです。私は現実的ですし、批判は聞きます。インスピレーションを得ることもありますし、改善の余地は常に存在するからです。
フィオレンティーナは65分まで枠内シュート0本でした。私達はボール管理を改善する必要があります。今は勝点の重みが増していますし、私達は困難な時期から脱しつつあります。
試合終了後に不安に襲われるのは普通のことです。私が選手達を批判することは何もありません。上手くできた時は批判を容認すべきです。
現時点で私は自分自身に問題を問いません。私達は目標達成に迫っているからです。将来について話し合う必要はありませんし、私達の将来は明日であり、その後のカリアリ戦です。
良い仕事をしなければなりません。目標を達成するために 6〜7 ヶ月に渡って取り組んで来たからです。クラブが認めた目標であるチャンピオンズリーグ出場とコッパ・イタリア決勝進出を目指してスタートを切ったのです。
コッパ・イタリア準決勝を戦っていますし、次は準決勝セカンドレグです。物事が決まりつつありますし、今は到達しなければなりません。このことが重要であり、他のことは意味を持ちません。
今回が私にとって最後のトリノ・ダービーと思ったことはありません。重要なダービー戦だと思いました。私達にとって大きな価値があります。
ユベントスは2年連続でチャンピオンズリーグ不出場となる訳には行きません。ブランドだけでなく経済的にも重要だからです。そこに到達すれば良い仕事をしたことになるでしょう。
フォーメーションで悩んでいるのはコスティッチとイリング。もう1つはカンビアーゾとT・ウェアです。他はまだ決めていません」