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ユベントス、セリエA第28節アタランタ戦に向けた調整を開始

 ユベントスは公式サイト上で現地3月5日(火)から週末の10日(日)に開催される 2023/24 セリエA第28節アタランタ戦に向けた調整を開始したと発表いたしました。

 アタランタ戦ではヴラホヴィッチが累積警告による出場停止となるため、CF の人選が注目点になるでしょう。

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 3月3日(日)にセリエA第27節ナポリ戦を終えたユベントスは試合翌々日の現地5日(火)から第28節アタランタ戦に向けた調整を開始。5日の練習では「ポゼッションやビルドアップに重きを置いたメニュー」で行われたことが報告されています。

 アタランタの守備戦術は『マンツーマン・ディフェンス』が基本です。ユベントスのどの選手が出場していたとしても “フィジカルバトルを伴うデュエル” は簡単には回避できないでしょう。

 ただ、ボール保持のやり方次第では「デュエルの回数を減らすこと」は可能です。「そのためのアプローチをどうするか」がアタランタ戦の鍵になると思われます。

 

 ちなみにユベントスは前節ナポリ戦の『内容』が称賛されていますが、これは「第27節ナポリ戦は『結果』を求められない特殊な試合だったから」です。

  • ユベントスがセリエA第27節ナポリ戦での『結果』を求められなかった理由:
    1. セリエAのナポリでのアウェイ戦は4連敗中
    2. 中盤 MF 陣が壊滅状態
      • ポグバとファジョーリが不祥事で出場停止
      • ラビオとマッケニーが “新たに” 負傷離脱
    3. 主将のダニーロも出場は困難

 “鬼門” の地で敗戦を喫したとしてもチームが受ける影響は限定的。完全に開き直って「若手主体の先発メンバーによる 4-3-3 で大敗」したとしても問題にはならない状況でした。

 しかし、ホームで行われる第28節アタランタ戦と第29節ジェノア戦は「『結果』を出すこと」が否が応でも要求されます。この点がナポリ戦との大きな違いになるでしょう。

 

 また、アタランタ戦ではヴラホヴィッチ選手が累積警告で出場停止。CF を本職とする選手は “出場機会に恵まれていないミリク選手” と “脛骨を痛めて長期離脱明けのケーン選手” しかいません。

 “試合勘が鈍った状態の選手” に繊細なプレーを要求するのは酷ですし、要求して上手く行く可能性は少ないでしょう。この現実にアッレグリ監督がどう折り合いを付けてアタランタ戦に臨むのかに注目です。