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【試合後コメント】 2023/24 セリエA第26節 ユベントス対フロジノーネ

 アリアンツ・スタジアムで行われた 2023/24 セリエA第26節フロジノーネ戦に 3-2 で勝利したユベントスのアッレグリ監督および選手による試合後コメントを紹介いたします。

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マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「フロジノーネが良いサッカーをすることは分かっていました。守備の局面では流れを引っくり返さなければならないですし、私達は失点で行き詰まりになってしまいました。

 ルガーニは得点に値します。何年にも渡って私達と共に過ごして来た良い選手です。今日はインテル戦よりもタフな試合でしたし、選手達は勝つために上手くプレーしてくれました。このような試合を上手く管理することで成長をする必要があるからです。

 勝点3を獲得し、ボローニャやアタランタとの勝点差を9や12にするための決定機は何度かありました。

 キエーザ?私達にとって重要な選手です。これからも重要な選手でしょう。ただ、コンディションを上げる必要があります。

 アルカラスは良かったです。少々頑固な部分もありますが、クオリティーを持った選手です。成長するための大きな余地もある選手です」

 

ダニエレ・ルガーニ選手:
「非常に重要なゴールでした。チームの勝利を助けることができて非常に幸せですし、何より非常に困難な瞬間を抜け出せて嬉しいです。

 後続との差を確保しなければなりません。このように勝つことは大きな重みを持ちます。このような瞬間は起こり得ますし、これまでの5ヶ月を15日で台無しにするリスクがあるからです。

 今日はラッキーな日でした。再スタートの瞬間にしなければなりません。

 頻繁に得点をするか?メンタルや狡猾さの要素だと思います。私達はコンパクトさを失っていましたし、全員で守っている時は本当にゴールを決めるのは難しいと思い出さなければなりません」

 

カルロス・アルカラス選手:
「感覚は良いです。私達に寄り添ってくれるティフォージのために勝利が必要でした。ピッチ上で実感していますし、ティフォージのため、私達のために勝つことができて良かったです。

 自身の貢献をしたいと思っていますし、誰からの信頼も感じます。正しいマインドも備わっていますし、どのポジションであっても自分の貢献を示すだけです。

 これからはナポリ戦のことを考えて仕事に戻りましょう」

 




 

 ルガーニ選手が土壇場で逆転ゴールを決めたことでリーグ戦の連続未勝利を止めたことが最大の収穫です。この勝利が “執行猶予” として機能することをチームは期待していることでしょう。

 問題は「その執行猶予期間中にチームの状態の立て直しがどれだけ捗るか」です。

 今節フロジノーネ戦での失点は「ペナルティーエリア内の人数はいる状況で決められた同点弾」と「ドリブルで持ち上がる相手を止めれずに出されたスルーパスからの逆転弾」で守備のクオリティーは低調なまま。

 一方の攻撃陣も「相手 GK の好守に阻まれ続けた試合ではなかった」という状況でした。打開策を敢行しないのであれば、消耗戦に突入することは避けられないでしょう。

 

 次節・第27節がナポリ戦で第28節がアタランタ戦です。どちらのチームも「フロジノーネよりはチーム完成度が上」であるため、今節のような “緩い試合” をしてしまうと手痛い代償を支払うことになるでしょう。

 ピッチ上のプレーで信頼を取り戻すための適切な準備をすることができるのかに注目です。