『スカイ・イタリア』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などによりますと、ユベントスがイングランド2部・サウサンプトンに所属するカルロス・アルカラス選手を駆け込み補強で獲得するために動いているとのことです。
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アルゼンチンのラ・プラタ出身のアルカラス選手は2002年11月生まれの21歳。2023年1月にアルゼンチンのラシンからサウサンプトンに加入した MF です。
昨季(2022/23 シーズン)はプレミアリーグ18試合1034分に出場して4得点2アシスト。今季はチャンピオンシップで23試合1100分に出場して3得点1アシストと「CF でもプレーできる能力」をアピールしています。
ただ、“現在のユベントス” がアルカラス選手を獲得すべきかを評価することは簡単ではありません。
- アルカラス選手を獲得すべき理由:
- 21歳の若手有望株
- 得点力を兼ね備えた中盤 MF
- アルカラス選手の獲得は見送るべき理由:
- 完全移籍に要する費用が高額
- サウサンプトンとの現行契約は2028年夏まで
- セリエA未経験で適応までにある程度の時間が必要
- ミレッティなど若手 MF 陣とプレー機会を奪い合う関係性
- 完全移籍に要する費用が高額
「アルカラス選手への投資(=買取オプションを行使)の必要性を判断するためのプレー機会を確保できるか」という根本的な問題が存在しているからです。
ユベントスの現・中盤 MF 陣に “武闘派タイプ” はいませんし、アルカラス選手はキャラクター的な部分で違いを出すことも可能です。
その選手をどのような条件で獲得し、獲得した場合はどのような位置付けで起用することになるのかに注目です。