リヨンは公式サイト上でハムザ・ラフィア（Hamza Rafia）選手をユベントスに売却したと発表いたしました。ラフィア選手はＢチーム（= U-23）でプレーすることがユベントスから発表されています。
ラフィア選手（＝ 写真中央の選手）は1999年4月生まれの20歳。チュニジア・チュニス出身でフランスとの二重国籍を持つ、リヨンの下部組織で育成された攻撃的 MF です。
2018/19 シーズンの UEFA ユースリーグでは7試合に出場し、3得点4アシストと結果を残しています。そのため、ユベントスが獲得に興味を示したと言えるでしょう。
タイプは「中盤の10番」ですから、ザニマッキア選手やカスタノス選手とのポジション争いをすることになると予想されます。
獲得費用についてですが、リヨンは移籍金40万ユーロ＋ボーナス最大500万ユーロでラフィア選手の保有権をユベントスに譲渡したとのこと。また、ユベントスがラフィア選手を売却した際に得た移籍金の 20% を受け取る資格もリヨンは有していると発表されています。
なお、ユベントスは2019年1月の移籍市場で獲得した FW のジェルビ選手と MF のペーテルス選手がＢチームに加入したことを発表しています。
ジェルビ選手（＝ 写真左の選手）は2000年6月生まれの19歳。プロ・ヴェルチェッリの下部組織出身の CF で、2018/19 シーズンはセリエＣで23試合に出場（先発は6試合）。成績は3得点でした。
CF はモクル選手がパドバに移籍したため、枠が1つ空いた状態となっています。レギュラー候補としてマヴィディディ選手とのポジション争いを制することが期待されていると言えるでしょう。
ペーテルス選手（＝ 写真右の選手）は1999年1月生まれの20歳。ギアナ出身でベルギーのアンダー世代での代表歴を持つ守備的 MF です。昨シーズンはサンプドリアのプリマベーラでプレーしていました。
MF としてはムラトーレ選手やＩ・トゥレ選手とポジションを争うことになるでしょう。ペーテルス選手を含め、トップチームのプレシーズン・キャンプに招集されていますので期待の高さが伺える選手と言えるでしょう。
Ｂチームが発足2年目の 2019/20 シーズンに良い成績を残すことができるのかに注目です。
