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キエッリーニ:「今のユーヴェは持てる力を発揮して結果を残しているが、成長に向けた課題もある」

 現役引退をしたジョルジョ・キエッリーニ氏が『スカイ・イタリア』の番組に出演し、今後のキャリアなど様々な話題に関する発言をしていましたので概要を紹介いたします。

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ジョルジョ・キエッリーニ氏:
「A・サンドロ、ダニーロ、シュチェスニーのように何年も在籍している選手たちがいますし、ユーヴェの刻印は存在します。サイクルには終わりがあり、そして再び始まるのです。

 今は新たなサイクルが創り出されています。ラビオとダニーロが新たなリーダーとして指名されたトーテムでしょう。

 ロカテッリはグループ内そしてドレッシングルームで成長しています。しかし、時間はかかります。いずれは彼とキエーザがチームを背負わなければならない存在です。

 私達と同様に 24〜25 歳でその役割を背負わなかったのは他に適任がいたからであり、彼らにはまだ荷が重かったからでしょう。

 

 アッレグリとユベントスはベストを尽くし、インテルにあと1歩にまで迫っています。現在のチームでこれ以上の勝点を獲得するユーヴェを想像するのは困難です。

 もっと良いプレーができることは事実でしょう。しかし、私はユーヴェが改善を試みていると確信しています。もう少し上を目指すことに挑戦していますし、そのことにも成功しています。

 足りていないことは意図的にペースを落として一息を付くためのコントロールをし、再び試合のペースを上げることです。これには経験が必要です。

 

 ヴラホヴィッチは自分自身に対する要求が非常に強い選手です。もっと軽やかさを発揮できることでしょう。これは成長の一部ですし、当初から彼に言われていたことの1つです。

 時に “重さ” として留まってしまっています。自分自身に腹を立てているからでしょう。思うようなプレーができないからです。彼は常に世界を破壊したいと思っているのですから。

 直近の試合ではヴラホヴィッチは良いパフォーマンスを見せています。得点が決まるかは別です。軽やかさを少し使うことができていましたからね。

 

 ラウタロは責任感を持ってプレーする選手の1人です。ルカクと別の道を歩むこととなり、腕章が彼に責任感を芽生えさせました。ゴールが魅力的ですが、言動や姿勢にも魅力がある選手です。

 今日現在でのイタリアの最優秀若手 DF はバストーニでしょう。技術的には欧州で5本の指に入ると思います。マークに関しては特徴的ではありませんが、この部分で成長すれば完成された選手になるはずです。

 アチェルビ?少し年下ですが、私と同世代です。最高の得点者であり、大きく成長しました。それに彼はタフな選手です。

 私のビジョンを変えた最初の人物はアントニオ・コンテでした。キックだけではなくフットボールをするようになりましたから(笑)。

 コンテは私にベースラインからボールをプレーするように要求しました。最初はクリアしかなかったのですがそこから上がっていったのです。

 

 将来は経営者?そうなりたいのですが、まだ準備はできていません。1週間前に最後の試合をしたところですから。時間と労力を要することです。ただ、それら2つが基礎なのです。どうなるかを見ましょう」