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ユベントス、ブレメルとも2028年夏までの契約延長に向けて交渉中?

 ユベントスがブラジル代表のブレメル選手との契約を2028年夏まで延長するために交渉を行っているとニコロ・スキーラ記者ファブリツィオ・ロマーノ記者が報じています。

 チームにとって重要戦力であるため、引き抜きに備える上でも契約延長の交渉はすべきでしょう。

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 ブラジル出身のブレメル選手は1997年3月生まれの26歳。2022年夏に4000万ユーロ超の移籍金でトリノからユベントスに加入したブラジル代表の CB です。

 ユベントスとの現行契約は2027年夏までの5年契約。年間800万ユーロ強の減価償却費が計上されています。

 

 ユベントスがブレメル選手との契約延長に動く理由は「減価償却費の圧縮」と「プレミア勢からの引き抜き対策」でしょう。

 ブレメル選手の残存簿価は2023年6月30日時点で約3200万ユーロ。これを “5年間で” 償却する場合は「年間650万ユーロほど」にまで費用を圧縮できるからです。

 また、契約期間が「残り3年」と「残り4年」では『引き抜きオファー』を受けた際にユベントス側が要求できる移籍金の額が変わってきます。

 この事情があるため、“ユベントスが” ブレメル選手との契約延長に前向きなのは経営的な理由からも妥当と言えるでしょう。

 

 一方でブレメル選手は現行契約は30歳を迎える2027年夏に満了するため、2024年夏または2025年夏に『新契約』を求めることで「(争奪戦の勃発による)大幅な昇給」を見込める状況にあります。

 そのため、ブレメル選手が自身の選手キャリアをどう描こうとするのかが交渉の行方を左右することでしょう。ブレメル選手との契約延長交渉の結末に注目です。