『スカイ・イタリア』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスが「ロカテッリ選手との契約を2028年夏まで延長」で合意寸前にあるとのこと。近日中に正式発表が行われると見られています。
また、ブレメル選手との契約も2028年夏まで延長する形で交渉が進展しているとのことです。
ロカテッリ選手は1998年1月生まれの25歳。ミランの下部組織出身でサッスオーロを経て、2021年夏に2年間の期限付き移籍でユベントスに加入。2023年夏に完全移籍に切り替わったイタリア代表の MF です。
ユベントスとの現行契約は2026年夏まで。2023年6月30日時点で約1600万ユーロの残存簿価があると見込まれています。
ロカテッリ選手は主力レジスタとしてチームに貢献し続けていますし、現在の推定年俸300万ユーロも引き上げが可能な水準です。年齢面を加味しても「昇給を伴った契約延長の打診」は合理的と言えるでしょう。
また、ブレメル選手も2028年までの契約延長交渉が報じられている1人です。
ブレメル選手は1997年3月生まれの26歳。2018年夏にトリノへ加入し、2022年夏に移籍金4100万ユーロでユベントスに加入したブラジル代表の CB です。
ユベントスとブレメル選手の現行契約は2027年夏まで。足元の技術が課題でしたが、今季は『縦パスを出す際の身体の向き』や『パス出しの精度』で成長を見せてチームに大きく貢献しています。
ブレメル選手もロカテッリ選手と同様に「契約延長の打診」は合理的でしょう。昇給を強く希望する場合に『プレミア勢への売却』の選択肢を残す目的で年俸は推定500万ユーロが上限になると思われます。
主力選手を『クラブの年俸規律』の範囲内で引き留めようとするのはクラブの経営判断として正しいことですし、契約延長交渉がどのような結末となるのかに注目です。