ユベントスは公式サイト上で現地10月28日(土)に開催される 2023/24 セリエA第10節ヴェローナ戦に向けた調整を開始したと発表いたしました。前節ミラン戦で持ち帰った結果を継続できるかがポイントになるでしょう。
10月22日(日)にアウェイでのセリエA第9節ミラン戦を終えたユベントスは翌23日のオフを挟み、試合翌々日の現地24日から第10節ヴェローナ戦に向けた調整を開始。
チームは「ボールマネジメントやポゼッションに焦点を当てたセッション」を行い、各ポジションごとに「フィニッシュに向けたメニュー」を消化。最後は「ゲーム形式のトレーニング」で締めくくったと報告されています。
前節ミラン戦では「1人多い数的優位の状況で迎えた1点リードの試合終盤に “取る必要のないリスク” を取る」という未熟さを露呈してしまったため、『ボールマネジメント』についての改善は必須と言えるでしょう。
また、ユベントスは「主力選手の累積警告による出場停止」という “いずれ訪れる有事” に向けた備えをしておく必要があります。
- イエローカードが累積4枚(= あと1枚で次節出場停止)
- MF: ラビオ
- イエローカードが累積3枚
- DF: ガッティ
- DF: ダニーロ(※ 負傷離脱中)
- MF: ロカテッリ
「ハイセン選手のトップチーム・デビュー」と「ダニーロ選手が11月上旬の復帰見込み」の好材料がある CB 陣は(新たな負傷離脱者に見舞われない限り)何とか乗り切れると思われます。
その一方で中盤 MF 陣は少しリスクが高い状況です。ラビオ選手とロカテッリ選手が同時に出場停止となってしまうと中盤が瓦解してしまうため、そうならないための対策を準備しておかなければならないでしょう。
ミラン戦で持ち帰ることに成功した結果を今週末に行われるセリエA第10節ヴェローナ戦にも活かすことができるのかに注目です。