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ジュントリ FD :「ファジョーリの件は連盟に即座に報告したし、彼を罰することが私達の任務ではない」

 イタリア北東部のトレントで開催された『フェスティヴァル・デッロ・スポルト』に出席したユベントスのジュントリ FD が質疑応答を行なったと『スカイ・イタリア』が報じていましたので概要を紹介いたします。

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クリスティアーノ・ジュントリ FD :
「私が最初の試合として覚えているのはピアネーゼ対ユベントスです。私達に静かにし、ゴールも祝えない特別な状況下だったからです。父は本当のユーヴェのファンでしたし、嬉しさを噛み殺しながらも誇りに思っていたでしょう。

 私の家族は全員がユヴェンティーニです。家族全員が愛するこのクラブに対する責任も持っています。

 愛したユーヴェ?プラティニ、タルデッリ、ボニエク、…。リッピのチームも偉大なユーヴェの中で記憶に残るべき素晴らしいチームでした。正しいスピリットを体現していましたし、復帰して欲しい選手にはデル・ピエロ、バッジョ、プラティニを挙げます。

 彼らは世界のサッカー史に足跡を残しました。私達は彼らのことを誇りに思っています。言葉にするには少なすぎるぐらいです。

 

 ユベントスへの情熱・魅力・紋章に惹かれました。ユーヴェは常にユーヴェです。私達はいつものユーヴェに戻る考えですし、それには時間を要します。

 偉大な挑戦になるでしょう。競争力と持続可能性を両立させてトップの座を奪還することに取り組んでいるからです。制限を設けるとの意味ではありません。ユーヴェの DNA は労働の文化であり、私はすぐに優れた協働者を見つけました。

 イタリアの子供たちは国外から来る子供たちにユーヴェの素晴らしさを理解させなければなりません。ただ、現時点では持続可能性のバランスを取るために小さい旅行市場のことを考えなければならないのです。

 アッレグリ?私が監督の隣にいるのは監督は孤独で守らなければならない存在だからです。また、監督の考えを理解しなければなりません。牽引役の1人ですし、素晴らしい関係性が必要とされています。

 アッレグリは偉大な人間性で驚かせてくれました。結果を得るには誰もが仕事をしなければなりません。それが正しいことであると確信してです。

 現時点で私達は利用可能な選手を最大限活用するという選択肢を採っており、部分的には成功していますし、さらなる改善の余地もあります。この道は正しいものです。1月の移籍市場での動きがあるのかはいずれ分かるでしょう。

 

 目標は常勝です。数多くの試合で勝つには上手く行った試合の分析を始める必要がありますし、改善する必要もあります。

 チームは昨年よりも若くなっており、監督はインテンシティーを利用することができます。私達は素晴らしい攻撃を展開する時間帯を作っていましたし、それを試合全体へと引き伸ばさなければなりません。

 勝点だけでなく過程に関しても私達は成し遂げたことに満足しています。改善点は明らかですし、誰もが成長の欲求を持っています。私達はチャンピオンズリーグに戻るという自分たちの目標を設定しました。選手たちの自尊心と価値を自分たちで高められるからです。

 物事は1歩ずつ進めなければなりません。ファンタジーの世界には飛べないのです。自分たちに限界を設定したくはありません。来春に自分たちの現在地を見たいと思います。

 Bチーム(= Next Gen)?若い選手たちの住処は技術的な観点からも重要ですし、国外から加わった若い選手たちに帰属意識を植え付けるためにも重要です。他のクラブもこの現実をいずれは直視すると思います。

 

 私達はファジョーリの件を残念に思っています。連盟検察には即座に報告しましたし、選手も自ら申告しています。彼を罰することが私達の任務ではありません。システムの再教育が不可欠ですし、将来に向けた大きな責任があります。

 若い選手を多く擁するチームは姿勢・パーソナリティー・勝利への欲求を持って試合に臨まなければなりません。自尊心を高める重要な岐路ですし、ミラン戦のような試合ではそれらを高めることができます。

 私達はトップレベルの選手たちを有していると信じていますし、この情熱的なサッカーで前進するためには時に忍耐も必要です。若い選手たちがベストな自分を体現できるようにもしなければならないのです」