2023/24 コッパ・イタリアのラウンド16・サレルニターナ戦を控え、アッレグリ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「コッパ・イタリアは私達が常に気にかけている大会です。サレルニターナは良い時期にありますし、私達は準々決勝に進出したいと思っています。
ノンジェは先発ではありません。しかし、途中出場の機会を得ることはできるでしょう。ラインアップは評価しなければなりません。キエーザ、ルガーニ、ペリンは先発します。
残りの8選手は明日決めます。可能な限りベストメンバーがピッチに立つでしょう。スタジアムは満員でしょうし、簡単に勝てる試合など存在しないからです。
移籍市場に関して言及するディレクター陣がいるのです。彼らはあらゆる状況に注意を払い、警戒しています。ポグバやファジョーリを失ったのは直近ではなく、数ヶ月も前のことです。
私達は働き続けなければなりませんし、チームは成長しています。
当初は誰もコッパ・イタリアに興味を持ちませんでした。しかし、後になってトロフィーを欲しがるものです。特にユーヴェにとっては引き分けは惨事です。
ですから、私達は引き分けの可能性を最小限にして勝利を目指さなければなりません。サレルニターナを破ってから、準々決勝で待ち構えているフロジノーネのことを考えられるのです。
ユルディズを含む3トップなど何でも可能性はあります。しかし、その時と選手のコンディション次第です。1歩ずつ考えましょう。チームはバランスを見出しました。
チームはコンペティションを勝ち進み、他の選手たちに出場機会を与えたいと思っています。彼らは限られた出場機会の中であるにも関わらず、素晴らしいパフォーマンスを披露しているのですから。
ユルディズは明日はプレーしないでしょう。若手選手は常に高揚しますが、取り組みを継続しなければなりません。良い選手に関する有益な話ばかりですが、たった2試合の決定的な働きぶりだけでカンピオーネになることはないと留意すべきです。
私達はグループに関係なく、トロフィーを掲げるためにプレーをしています。これが私達がプレーをする理由です。私は1歩ずつ進んで行きたいですし、以前の自分たちを投影してはなりません。
カンピオナートのことは考えていません。ユベントスではどの試合も正しい真剣さで臨まなければならないのです。私達は引き分けと敗戦が他のイタリア勢とは違うことを知っています。
ユベントスには栄誉と重圧があります。しかし、それがユーヴェの美しさなのです。
マッケニーは変わっていません。彼は成長しました。リーズで成熟し、チームに留まって上手くやりたいという偉大な欲求とともに戻って来たのです。5ヶ月も残っていますし、もっと良くならなければなりません。
直近はあまりプレーできていませんが、ミレッティには非常に満足しています。彼は成長するだけの若い選手です。ミレッティはユベントスに留まるでしょう。
カンピオナートは38試合で争われるのです。優勝ラインの数字は出るのは当たり前です。一発勝負では何だって起こり得ますし、サプライズも普通に起きるでしょう」