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ユベントス、ポグバの代理人ピメンタ氏に「年俸引き下げ交渉」を申し入れ?

 トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスが今年9月以降に予定されているラファエラ・ピメンタ氏との会談で「ポグバ選手の年俸引き下げ」を打診する可能性があるとのことです。

 これは「クラブの姿勢を示す」という意味で必要なことと言えるでしょう。

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 ポグバ選手は1993年3月生まれの30歳。2022年夏に2026年夏までの4年契約でユベントスに6年ぶりの復帰を果たしました。

 ただ、2022/23 シーズンはプレシーズンツアー中に右ひざ半月板を痛めて前半戦を欠場。後半戦も筋肉系の負傷が相次いで「チームへの貢献は皆無」と言わざるを得ない受難の1年でした。

 今季は公式戦2試合で交代出場をしたものの、第3節エンポリ戦の後に右太もも裏の張りで離脱を強いられている状況です。

 

 ここで問題となるのは「ポグバ選手の費用対効果」でしょう。

表: 推定年俸の比較(2023/24シーズン)
主力組 準主力組
選手名 年俸 選手名 年俸
T・ウェア €2m RWB マッケニー €2.5m
ファジョーリ €1m RMF ミレッティ €1m
ロカテッリ €3m DMF ニコルッシ
ラビオ €7m LMF ポグバ €8m
カンビアーゾ €1.5m LWB イリング €1m
コスティッチ €3.5m

 “ガラスのエース” に『エース待遇の年俸』を支払い続けることはできません。その状態を黙認してしまうと『クラブの年俸規律』を保てなくなってしまうからです。

  1. ポグバが稼働率を高める(≒ 費用対効果が見合う)
  2. ポグバの負傷離脱が相変わらず続く
    1. 減給に応じる(≒ 費用対効果が見合う)
    2. 減給に応じない
       → クラブは契約解除も辞さず

 ユベントスとしてはポグバ選手の代理人であるピメンタ氏に「現状の稼働率は年俸水準と見合っていない」と告げ、「2023/24 シーズン前半戦も低稼働率だった場合の身の振り方」を考えておくよう通告しておくべきでしょう。

 そうしておくことで『2024年1月の移籍市場での放出』が選択肢になり得るからです。

 

 9月の時点でポグバ選手に結論を迫る必要はありませんが、「現状のままだと2026年夏までの現行契約を満了することは(費用対効果の観点から)困難である」との現実は告げておかなければならないでしょう。

 クラブ側と選手側で歩み寄りがあるのかに注目です。