ユベントスは公式サイト上でチームがアメリカ・ロサンゼルスに移動し、現地29日に開催されるミランとの親善試合に向けた調整を開始したと発表いたしました。ポグバ選手やヴラホヴィッチ選手が別メニューで調整をしています。
サンフランシスコで予定されていたバルセロナとの親善試合がキャンセルとなったユベントスは現地24日(月)からロサンゼルスの LMU (ロヨラ・メリーマウント大学)での調整を開始。
29日にロサンゼルス(のディグニティヘルス・スタジアム)で行われるミランとの親善試合を見据えてトレーニングを再開しています。
プレシーズンツアー中に開催される予定だった親善試合が1試合中止となっているため、“実戦で存在感を発揮したい選手” にとってはアピールの場が限定されることになりました。
なお、アッレグリ監督がガゼッタ紙のデッラ・ヴァーレ記者からの取材で “左大腿直筋を負傷して 2022/23 シーズンを一足先に終えたポグバ選手” の状態を「早期復帰が目標だが現時点で全体練習に復帰する時期は未定」と語っています。
ポグバ選手はアメリカツアー出発前に行われた紅白戦を欠場していたため、プレシーズン中の復帰が間に合わなくても問題ではありません。ただ、復帰時期は不透明な状況はあまり歓迎されないでしょう。
また、内転筋の痛めることが慢性的になりつつあるヴラホヴィッチ選手に関しては「スロー調整」など負荷を与え過ぎないことに留意すると言及しています。
試合を欠場した選手に “公式戦と同等の負荷” を練習で求めたことで筋肉系の負傷が発生しては本末転倒です。オーバーワークにならないよう「練習強度」と「回復時間」のバランスを取ることが重要になるでしょう。
良い準備をしてプレシーズン初戦のミラン戦に臨めるのかに注目です。