ユベントスは公式サイト上でフランスのリールからティモシー・ウェア選手を獲得したと発表いたしました。2028年夏までの契約で背番号22を着用することも発表されています。
プレスリリースは以下のとおりです。
選手ティモシー・ウェアの獲得に関する
リールとの合意事項
トリノ、2023年7月1日 ー ユベントス・フットボールクラブはリール OSC と選手ティモシー・ウェアの登録権を2年分割1030万ユーロで獲得することで合意に達しました。最大100万ユーロの付帯費用が存在します。
また、スポーツ部門での目標または状況を満たすと最大210万ユーロのインセンティブが発生します。
ユベントスと選手は2028年3月までの契約を締結いたしました。
ウェア選手は2000年2月生まれの23歳。アメリカ・ニューヨーク出身で PSG の下部組織に在籍し、2019年夏にフランスのリールに移籍。昨シーズンはリーグアンで29試合1745分に出場し、2アシストの結果を残しています。
選手としての特徴は「若き日のクアドラード選手」です。
右 WG を本職とし、2022/23 シーズンはリーグで右 WB や右 SB でもプレー。試合によっては左サイドでもプレーをしていました。
強みは「当たり負けしないフィジカル」と「タフネスさ」になるでしょう。一方で「(本職が WG なだけに)背後の守備」と「クロスやパスの正確性」などの『技術面』が成長のための課題となるはずです。
クアドラード選手も当初は『雑なプレー』が課題でしたし、“現時点で” 23歳のウェア選手が技術的および戦術的な課題を抱えていることは問題ではありません。「周囲が成長を待てるかが重要」と言えるでしょう。
ティモシー選手は父親であるジョージ・ウェア選手(現・リベリア大統領)との比較は避けられません。“リベリアの怪人” と称された父親ジョージ・ウェア選手とは異なる特長を発揮してユベントスに貢献してくれることに期待です。