スタディオ・オリンピコで行われた 2023/24 セリエA第35節ローマ戦に 1-1 で引き分けたユベントスのアッレグリ監督および選手による試合後コメントを紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「重要な引き分けを持ち帰ります。最後の1分で私達はイージーにボールを2度も渡してしまいましたが、シュチェスニーが上手く対処しました。
エイブラハムのシュートを再び目にするのは恐怖を覚えました。リプレーを見ているようだったからです。日曜日の試合のことを考えましょう。日曜日は運命を決する日です。
将来のためにクラブはチームに評価を下します。素晴らしい基盤がある訳ですし、選手個々も素晴らしい個性があります。チャンピオンズリーグ出場に近づいていますし、美しいカップ戦の決勝も控えています。
勝つことができなかった試合で、敗け試合になるリスクもありました。チャンスはありましたし、最後の2分で信じられないボール管理があった試合でした。
直接対決でのアドバンテージを得るために引き分けを維持しなければならなかった時にそれを失うリスクがあったのです。
シーズン後半戦の出来に関する後悔?あります。私達はわずか2勝しかできていませんからね。サッカーは酷いもので上手く行く時もあれば、行かない時もあります。インテル戦とウディネーゼ戦に敗れた後に私達は少し崩れてしまいました。
主目標を見失い、後続のチームと勝点差が12〜14もあれば失速傾向に陥るものです。もっと上手くできたかも知れません。ただ、いくつかのネガティブなことは偶然によるものでした」
グレイソン・ブレメル選手:
「私達は勝利を目指していましたが、上手くは行きませんでした。私達は取り組みを継続しなければなりません。私が決めたゴールは取り組みの成果です。このように継続したいと思います。
良いパフォーマンスができたことに私は満足しています。私達は可能な限り早期にチャンピオンズリーグ出場権を獲得することが重要であると認識しています」
ウェストン・マッケニー選手:
「喜ぶことはできません。私達は今夜の試合で勝利を必要としていましたし、それができなかったからです。
しかし、偉大なハードワークがありました。私達全員がチームとともに互いのために働きました。決定機も何度か作り出していましたし、そこでアドバンテージを取ることができなかったのです」
結果を持ち帰れたことはポジティブですが、特に後半アディショナルタイムの軽率なボールロスト2連発が目を覆いたくなるほどの悲惨な出来でした。
ガッティ選手の『自陣からの持ち上がり』を引っ掛けられてエイブラハム選手の決定機に直結し、その後にドリブルで持ち上がったラビオ選手が『中央への横パス』で相手にボールをプレゼントしてしまったからです。
これらはどちらも時間帯的に “絶対アカン” というプレーです。手痛いミスが致命的なミスとならなかった幸運に感謝をし、次節でシーズンの目標であるチャンピオンズリーグ出場を決定付けることが重要になるでしょう。
ホームで行われるセリエA第36節サレルニターナ戦で勝ち切ってシーズンの目標を達成することができるのかに注目です。