『スカイ・イタリア』によりますと、2022/23 シーズンのスュペル・リグを制したガラタサライがアレックス・サンドロ選手の獲得に興味を示しているとのことです。これはチャンピオンズリーグ出場に関する動きと言えるでしょう。
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トルコリーグは移籍市場の閉幕日がヨーロッパの主要リーグよりも遅いため、希望する移籍が実現しなかった実力者の “駆け込み寺” としても知られています。
ただし、2023/24 シーズンのガラタサライには別の事情があります。
2022/23 シーズンのスュペル・リグを制したガラタサライは『トルコ王者』としてチャンピオンズリーグに参戦する資格を有しているのですが、『トルコ王者』は予選2回戦から本戦出場を目指さなければなりません。
そして、2023/24 シーズンのチャンピオンズリーグ予選2回戦は「7月25日および8月1日」に設定されているのです。移籍市場が正式に開く前に積極的な動きをしているのは驚きではないでしょう。
ガラタサライがA・サンドロ選手の獲得に関心を示しているのは「7月初旬のシーズンインに合わせてチームに合流できる実力者」だからだと考えられます。
- ユベントスはA・サンドロの放出に前向き
- 来夏まで1年延長された(と見られる)現行契約が獲得の障壁になる可能性は低い
- 6月の国際Aマッチデーでブラジル代表に不選出
“夏の移籍市場が開いている” 8月末までに行われる予選2回戦・予選3回戦・プレーオフの計6試合がガラタサライにとっては重要なのです。
移籍市場が開くと同時に獲得することが可能な即戦力の実力者は限られますし、A・サンドロ選手は要件を満たす数少ない選手だから関心が示されているのでしょう。
ガラタサライからの関心が具体的なオファーへと変化することがあるのかに注目です。