NO JUVE, NO LIFE!!

- FINO ALLA FINE - ユベントス関係のニュース記事を扱うサイト

スカナヴィーノCEO:「アッレグリは残留する」

 ユベントスのスカナヴィーノ CEO が『スカイ・イタリア』からのインタビューに応じていましたので概要を紹介いたします。

PR

 

マウリツィオ・スカナヴィーノ CEO:
「アッレグリに対する疑問はありません。スポーツ面でのマネジメントからクラブの経済面を含めた組織まで将来のシナリオにおける全体的な合意があるからです。

 初対面から日々連絡を取り合っていますし、直近の数ヶ月は嵐の中で関係性は非常に強固になったと思います。怒りを覚えたことがあったとしても対立したことはありません。建設的な批判を惜しむことはありませんし、チームとクラブのために最善を尽くそうと考えています。

 経験した状況を忘れてはなりません。嵐の中で私達はパフォーマンスを示したのです。リーグ戦では3位に位置し、2つのトロフィーを懸けた戦いは目前でした。

 シーズン序盤の躓きはシーズン最終盤の心理的状況による落ち込みと同様に良くはありませんでした。

 

 無冠に終わったことへのティフォージの不満は理解しています。私達は並外れた成功を経験した後ですし、思うような満足感が得られない特有の感情の揺れを抱えているのです。将来に目を向け、地に足を付けた行動をしなければなりません。

 しかし、まだ課題は山積みです。

 イタリア国内でのスポーツ司法は解決しました。監督はスポーツ面からの継続性を私達に提供してくれる最適な人物です。ただ、解決しなければならない問題は残っていますし、財務の観点からクラブを管理することは容易ではありません。

 ピッチ上での結果を取り戻し、最近よりも良い試合内容を表現するために最大限の謙虚さと自己批判の精神を持って再スタートを切りたいと思います。

 

 フェレーロ会長が任命された2日後に勝点15を剥奪され、ケルビーニ SD の職務が妨害されました。

 非常事態に直面したのでカルヴォを CFO に据え、ジョヴァンニ・マンナをBチーム(= Next Gen)から昇格させたのです。彼らは良い仕事をしてくれています。

 現時点で最もポジティブなのはBチームから昇格した選手たちと同様に素晴らしい能力を発揮したマンナかも知れません。今後は責任や移籍市場での職務を 100% 担うようになるでしょう。

 ジュントーリ?彼はナポリとの契約を1年残しているのです。この件でコメントするのは不公平でしょう。不確実性のある未来に向かうには定点観測が欠かせません。不確実なシナリオは現時点で私達の評価対象外です。

 

 私とフェレーロ会長がユベントスに加わった当時、ユベントスは訴訟の嵐の中にいました。キャピタルゲイン問題を終息させなければならなかったですし、給与の不適切計上問題もオープンでした。

 重要なのは結論ではなく、長期戦に陥る可能性もあった状況を終結させて現状に至ったことです。大きなペナルティーがあったとしてもクラブと私達全員が将来についてのプランを落ち着いて不確実性のない状態で立てることができるのです。

 UEFA の件とスーパーリーグ構想は無関係です。レアル・マドリードとバルセロナには連絡を入れましたし、スーパーリーグ構想からの脱退へと繋がる可能性はあります。

 一方で UEFA の調査は進行中です。判断する要素も発言する要素もありません。

 

 カルチョは偉大なプロ意識と強烈な競争心を持ち、多くのエネルギーを必要とする非常にエキサイティングな世界だと思います。

 これらは他の業界でも見られる要素でしょう。しかし、カルチョにおいては最大限の結果を手にするために強力なインテンシティーで常に管理しなければならないと考えています。

 将来?大きな責任と偉大なチームワークによる未来です。謙虚さと疑問を持ち、改善を心がけ、地に足を付けて行動することが重要です」