エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデで行われた 2022/23 UEFA ヨーロッパリーグ準々決勝スポルティング戦のセカンドレグを 1-1 で引き分けたユベントスの監督および選手による試合後コメントを紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「私達は苦しみましたが、良いプレーもできました。特に後半は良かったと思います。困難に直面することは分かっていましたし、結果を持ち帰ることができました。勝点15も戻って来たのです。
カンピオナートに関しては挽回しなければなりません。トップ4入りを確定させなければならないからです。
今日の試合では誰もが良かったです。特に中盤の3人が出色でした。
準決勝ではセビージャと対戦します。プレーに長け、ドリブルが巧みでヨーロッパリーグを何度も制している熟練のチームです」
ダニーロ選手:
「私達は正しい試合をしました。スポルティングは素晴らしい若手選手を数多く擁し、監督は組織作りに長けてします。私達は悪かったものの、ラウンド突破に値しました。
私達の若手選手たちは良いサッカーをしますし、Next Gen プロジェクトによる成果は大きいと思います。私達のシーズンはマッカビ戦の後に成長し、特別なことも経験しましたが、常に団結していました。
私達は今ここに立っており、45日間で素晴らしいことをしなければなりません。まずは日曜日のナポリ戦です。ナポリ戦では私達の強さを示さなければならないのです。
順位表はアリバイ工作をしなかった私達へのご褒美でしょう。改善のために働き続けましょう」
アドリアン・ラビオ選手:
「ゴールは私を嬉しくしてくれます。今日は心がこもったプレーをし、最後まで苦しんで私達は目標を達成しました。
このように1歩ずつ進んで行きましょう。私達は準決勝に向けた準備ができていますし、気持ちが入ったプレーをしなければなりません。常により良いプレーができるからです」
結果が求められたアウェイでの難しい試合を耐え抜き、準々決勝突破という成果を持ち帰りました。5月のカレンダーが埋まりつつあることは朗報と言えるでしょう。
内容は「セットプレーでの2得点を泥臭く守り切った」ものであり、さらなる高みに到達するには「流れの中からの得点パターンの確立」など課題が残されていることも事実です。
ちなみに、ユベントスのヨーロッパリーグ準決勝の相手はマンチェスター・ユナイテッドを下したスペインのセビージャに決定しました。
セビージャはスポルティングと同様に高いテクニックと熱いサポーターを有する好チームであり、5月中旬に対戦する際のコンディションが重要になるでしょう。
ユベントスは今週末の23日(日)にセリエA第31節ナポリ戦が中2日の日程で控えています。フィジカル面での消耗が激しい中で迎える大一番に「ヨーロッパリーグ準決勝進出」と「勝点15剥奪処分の撤回」をプラスの力に変換して臨めるのかに注目です。