アリアンツ・スタジアムで行われた 2022/23 UEFA ヨーロッパリーグ・ラウンド16のフライブルク戦に 1-0 で勝利したユベントスの監督および選手による試合後コメントを紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督：
「選手たちはインテンシティーと良いテクニックを伴った良い試合をしたと思います。フライブルクに許した決定機は1つだけだったからです。私達はラストパスで多くのミスがありました。これは改善しなければなりません。
キエーザ？彼は右ひざに不快感を覚えました。診察を待たなければなりませんが、深刻なものではないと思いますし、そうではないことを私達は望んでいます。
何人かの選手は離脱していますが、スーレやミレッティなど良いプレーをしている選手たちがいます。日曜日の難しいサンプドリア戦でケーンが出場停止なのは残念です。
カンピオナートでも連勝街道に戻らなければならないからです。それからインテル戦も控えていますし、直接対決では何が起きるのかが分からないからです。
ドイツでの試合は簡単には行かないでしょう。ただ、私達が多くの決定機を作っていたことはポジティブなことです。相手が与えたスペースを突く試合を私達はプレーしなければなりません。
成熟しつつある若手選手たちもいます。規則と規律が存在しますし、勝利を手にするためには技術面だけでなく道徳面でもある種の特性が必要となるからです。
コスティッチ？彼はボールを上手く置く選手です。素晴らしいシーズンを過ごしています。私達は改善する必要がありますし、もっと強かになるべきです。作ったチャンスの割に得点が少ないのですから」
アンヘル・ディ・マリア選手：
「疲労による筋肉の不快感はありました。私達は多くのプレーをしましたが、重要なのは偉大な試合をプレーして勝利したということだと私は思います。
チームを助けることができて嬉しいです。最後までそうしたいですし、私達は良い仕事をしました。
成功するためにベストを尽くします。コッパ・イタリアとヨーロッパリーグがありますし、両方を勝ち取ることに挑戦します。
来年？分かりません。私達は話し合っていますし、私はここで幸せです。シーズン序盤よりも人々からの愛情が増したように感じています」
「先勝したこと」は評価されるべきです。その一方で「1得点に終わったこと」と「負傷者の発生」が悔やまれる試合となりました。
特に、Ａ・サンドロ選手の “2試合連続” での負傷交代は残念です。
ローマ戦を前半だけの出場で退いたのですから、フライブルク戦で先発起用する際の条件は「予定した出場時間までプレーすること」でした。それが前半20分すぎに頓挫したのです。メディカルチームの責任は免れないでしょう。
また、攻撃面では「1点どまり」だったことがセカンドレグに向けた不安を残す要因です。
ホームでセカンドレグを戦うフライブルクは巻き返しに期待が持てる点差ですし、“守備に不安のあるボヌッチ選手” が対応しなければならない局面を意図的に作り出すなどの伸び代があるからです。
フライブルクがファーストレグの試合内容を踏まえた対策を講じないのであれば、ユベントスが逃げ切ることになるでしょう。しかし、そうする可能性はまずないと思われます。
アッレグリ監督がセカンドレグでも結果を残すためにどのような準備をして臨むのかに注目です。
