2022/23 セリエC第26節が行われ、ホームにピアチェンツァを迎えたユベントス・Bチーム(= Next Gen)はペコリーノ選手のドッピエッタで 2-0 の勝利を手にしました。

試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 45: クレスピ |
DF | 6: リッチオ 13: ポーリ (C) 42: ハイセン |
MF | 26: バルビエリ 20: イオコラーノ(→ 16' st. 30: セルサンティ) 28: バッレネチェア 27: ベサッジョ(→ 39' st. 24: パルンボ) 32: トゥリッキア |
FW | 31: ペコリーノ(→ 26' st. 9: ダ・グラカ) 7: セクロフ(→ 26' st. 11: クドリッジ) |
ブランビッラ監督は 3-5-2 を継続。前節ペルゴレッテーゼ戦からは5選手を入れ替え、前線はペコリーノ選手とセクロフ選手の2トップで試合に臨みます。
良い入りを見せたのはユベントス。17分にドリブルで持ち上がったセクロフが勢いを活かしたミドルシュートを枠内に飛ばすも、これは GK ノッキが好セーブで阻む。
対するピアチェンツァは20分に左サイドから仕掛けたペルジアがミドルシュート。こちらは GK クレスピの正面を突いてゴールとはならず。
ユベントスは35分に左サイドで仕掛けたトゥリッキアの折り返しにペコリーノがヘディングで合わせたが、シュートはピアチェンツァの GK ノッキが右手で触れて CK に逃れて先制点は奪えない。
両チームともにゴールが奪えずに前半を折り返した試合で先手を取ったのはユベントス。
後半の立ち上がり46分に左サイドのトゥリッキアが切り返してクロスと入れると、ペコリーノがヘディングでファーサイドのネットを揺らしてユベントスが先制に成功する。
リードを得たユベントスは66分にセルサンティの中盤でのボール奪取からカウンターを発動。ドリブルで持ち上がったセルサンティからのラストパスを受けたペコリーノが左足でのシュートを決めてリードを2点に拡大する。
ユベントスは73分に先ほどと同じ形でのカウンターから持ち上がったベサッジョが左足で3点目を狙ったが、シュートは枠のわずかに左へと外れてしまう。
一方のピアチェンツァは83分にキエリコ、88分にチェザリーニがペナルティーエリア手前からシュートを放ったがボールは枠内には飛ばず。
結局、試合は 2-0 で終了。ペコリーノのドッピエッタで主導権を握り続けたユベントスに軍配が上がった。
なお、ブランビッラ監督は試合後に次のようにコメントしています。
マッシモ・ブランビッラ監督:
「今週はシーズンについて多くを語らなければならないと知っていました。ベストを尽くして勝点9を獲得したことに満足しています。
今日の試合が難しくなることは分かっていました。ピアチェンツァがボールラインの背後で守備をしてくるからです。
すぐに均衡を破れなかったものの良い試合運びをしたと思います。より多くのスペースが生まれる瞬間まで良い形で待つことができたからです。
目標に変更はありません。選手たちの成長に寄り添っていますし、序盤から私達とともにいる選手たちは大きく成長しています。
ペコリーノ?ストライカーはゴールを決めると自信と安心感を得るのです。彼はいつも偉大な存在ですし、チームのためのプレーも多くしてくれます。ドッピエッタを決めた今日の試合でもそうした働きがありました。
トゥリッキアも良いプレーを見せてくれました。トレーニングでいつも非常に良かったですし、起用には何の疑いもありませんでした。
これからはプロ・セスト戦とコッパ・セリエCの2連戦について考えます。良い準備をして臨まなければなりません」
年末年始に4連敗を喫したBチームですが、ミッドウィークを含めて3試合が行われた今週は3連勝で締めくくることができました。これがブランビッラ監督が「勝点9」と喜んだ理由です。

今節のピアチェンツァ戦は作り出した決定機の数が結果に反映された試合となりました。
前半で先行できていれば理想だったことは事実です。しかし、相手に危ない場面を作らせず、流れが自分たちの方に傾くまで我慢をした “大人の試合運び” は収穫として高く評価されるべきでしょう。
Bチームの次戦は2月11日(土)に予定されているセリエC第27節プロ・セスト戦です。
プロ・セストは3連勝でグループAの首位に躍り出た好調なチームです。同じく3連勝で激突するBチームがどこまで戦えるかが注目点になるでしょう。良い内容の試合に期待です。