『スカイ・イタリア』によりますと、ユベントスがマルセイユから期限付き移籍中のミリク選手の買取オプションを行使する意向であるとのことです。パフォーマンス的にも妥当と言えるでしょう。
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ミリク選手は1994年2月生まれの28歳。フランスのマルセイユからユベントスに期限付き移籍で加入しているポーランド代表の CF です。
今季はセリエAとチャンピオンズリーグの計18試合に出場して7得点とストライカーとして申し分のないパフォーマンスを披露しています。そのため、ユベントスが完全移籍での獲得に向けた動きを本格化させるのは妥当と言えるでしょう。
ミリク選手の移籍金は「ボーナスを含めて最大1060万ユーロ」であり、現行の CF 陣の中で最もコストパフォーマンスに秀でていることは明らかです。
また、付随している買取オプションを有効期間内に行使することで『成長令』による税制優遇措置の恩恵を得られることもプラスに働きます。
“ピッチ上で成績を残している費用対効果の高い選手” を手放すのは「選手がメディアの前でクラブ批判をした」や「契約満了」などのケースに限られます。
そのため、ミリク選手の場合は「完全移籍」が前提で交渉が進むことになると思われます。
ヴラホヴィッチ選手やケーン選手など若手選手にとっては「味方の活かし方」や「ポストプレー」などミリク選手から学べる部分は数多く存在します。“お手本” の意味でも買取オプションを行使する価値はあるでしょう。
ミリク選手の去就がどのような形で決着するのかにも注目です。