『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が 2022/23 シーズンは期限付き移籍でユベントスに加入している4選手の状況を整理していましたので紹介いたします。選手によって明暗が分かれる形となっています。
記事で紹介されている4選手は以下のとおりです。
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- MF: ロカテッリ
- 2022/23 シーズン後半戦の公式戦1試合に出場した時点で買取義務が発動
- FW: ミリク
- FW: ケーン
- 買取義務が付随
- ユベントスのクラブ内育成選手
- MF: パレデス
“鉄板” はサッスオーロから期限付き移籍中のロカテッリ選手。2022/23 シーズン後半戦に行われた公式戦に1試合出場した時点で買取義務が生じる上、パフォーマンス的にも完全移籍(への移行)は確定的だからです。
また、ダイエットが功を奏したケーン選手も完全移籍が有力と見られています。「イタリア人でユベントスのクラブ内育成選手であること」もプラスに作用しているのでしょう。
一方で『買取オプションによる完全移籍』が選択肢になったミリク選手とパレデス選手は「シーズン終了後の判断」が有力視されています。
ミリク選手の買取オプションは行使が有力視されているものの、チームを取り巻く状況によっては「買取を断念」しなければならない可能性もあります。だから、シーズン終了後の判断となっているのでしょう。
厳しいのはパレデス選手です。「アッレグリ監督の起用方法が悪い」と言えるのなら、今季終了後の買取はあり得ます。しかし、アルゼンチン代表でも(サウジアラビア戦での)不味いプレーでポジションを失いつつあります。
したがって、パレデス選手は返却が既定路線と言わざるを得ません。
来季を見据えた動きも出てくるシーズンの後半戦で渦中にいる選手たちがどのようなパフォーマンスを見せるのかに注目です。