『スカイ・イタリア』によりますと、ユベントスがマルセイユからの期限付き移籍で加入中のミリク選手の買取オプションを行使する方針であるとのことです。「費用対効果は見合う」と判断されたのでしょう。
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ミリク選手は1994年2月生まれの29歳。フランスのマルセイユから期限付き移籍で加入した CF で今季は公式戦39試合に出場し、9得点1アシストの結果を残しました。
マルセイユからミリク選手を完全移籍させるために必要となる移籍金は約700万ユーロ。
「2023年1月末に左太ももを負傷して復帰した後は1得点に留まったこと」が唯一の懸念材料でしたが、買取オプションを行使する方向であることは「来季の復調が期待できる」と判断されたからでしょう。
出場時間が伸びればシーズン2桁得点が期待できますし、縦パスを引き出すポストプレーの上手さはトップチームだけでなくBチーム(= Next Gen)に所属する若手選手にとっての手本にもなります。
ピッチ上での成績以外にも貢献してくれると考えると、買取オプションを行使したとしても費用対効果は見合ったものになるでしょう。
したがって、ミリク選手だけでなく CF として得点に直結する仕事が期待される選手たちに良い形でボールを託す仕組みをチーム全体で構築できるかが 2023/24 シーズンのテーマになると思われます。
ミリク選手の去就が最終的にどのような結末となるのかに注目です。