イギリス・ロンドンのエミレーツ・スタジアムで行われたアーセナルとの親善試合に 0-2 で勝利したユベントスのアッレグリ監督による試合後コメントを紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「まずはシニシャ・ミハイロヴィッチとマリオ・スコンチェルティのご家族に想いを馳せたいと思います。
試合に関してですが、プレミアリーグで首位に立つテクニカルなチームを相手にした難しい試合でした。素晴らしいスタートではなかったものの、守備のフェーズは良く、特にこのスタジアムでの勝利は気持ちの良いものです。
今夜の試合ではユベントスのユース部門が上手く機能していることが確認されました。私達は数多くの有望な若手選手を擁しています。
この数週間で起きたことを乗り越えて私達は準備を行う責務があります。今夜は良い試合をしましたし、私は満足しています。
欠場者?キエーザは疲労によるものです。しかし、長期離脱から戻って来た時には普通のことです。ポグバはまだトレーニングに復帰していません。
ボヌッチは離脱していますが、長くはならないでしょう。キエーザ、クアドラード、デ・シリオと同様に(クリスマス休暇明けの)27日の練習から合流する予定です。
W杯に出場していた選手たちは徐々に戻って来ます。決勝に勝ち進んだ選手たちはもう少し時間を要しますが、コスティッチとマッケニーはすでに調整を開始しています」
“U-23 が主体となったユベントス” と “1.5軍に近いアーセナル” との対戦でしたから、「ユベントスが守勢に回る時間が増える」ことは想定内です。
その力関係で「無失点で耐え切ったこと」は『収穫』ですし、「持ち味を発揮できた若手選手」にとっては自信になるでしょう。これがアッレグリ監督がポジティブなコメントを残している理由です。
ただ、「力関係が互角の相手」や「戦力が劣る相手」との対戦でアーセナル戦のような『防戦一方の試合』を “繰り返してしまう” ことは問題です。そうならないためのチーム戦術を共有しておく必要はあるはずです。
後半戦でもチームを上手く成熟させ続けることができるのかに注目です。