UEFA は公式サイト上で 2022/23 UEFA チャンピオンズリーグ第5節を担当する審判団を発表いたしました。ベンフィカ対ユベントス戦の主審はセルビアのスルジャン・ヨヴァノヴィッチ(Srdjan Jovanovic)氏です。
セルビア・ベオグラード出身のヨヴァノヴィッチ氏は1986年4月生まれの36歳。2019/20 シーズンに UEFA チャンピオンズリーグで主審デビューを果たし、今季は3試合で主審を担当しています。
日時 | UEFA CL | 対戦カード |
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2021/11/23 | 2021/22 第5節 |
チェルシー v ユベントス [4 - 0] |
日時 | UEFA CL | 対戦カード |
2021/08/04 | 2021/22 予:3回戦 |
S・モスクワ v ベンフィカ [0 - 2] |
2022/08/09 | 2022/23 予:3回戦 |
ミッテラン v ベンフィカ [1 - 3] |
ユベントスはヨヴァノヴィッチ氏が主審を担当した試合をプレーしたのは過去に1度だけ。昨季第5節アウェイでのチェルシー戦で試合は 4-0 と完膚なきまでに打ちのめされた試合です。
一方のベンフィカは昨季と今季のチャンピオンズリーグ本戦出場が懸かった予選3回戦のアウェイ戦がヨヴァノヴィッチ氏の担当試合で2試合ともに2点差勝利で終えています。
なお、ヨヴァノヴィッチ氏とともに試合を担当する副審はウロシュ・ストイコヴィッチ(Uros Stojkovic)氏とミラン・ミハイロヴィッチ(Milan Mihajlovic)氏。第4審判はモムチロ・マルコヴィッチ(Momcilo Markovic)氏。
VAR はマルコ・フリッツ(Marco Fritz)氏、副 VAR はクリス・カバナー(Chris Kavanagh)氏が担当すると発表されています。
VAR はドイツとイングランドのセットですが、ピッチ上で試合を担当するにはセルビアのユニットです。ユベントスはヴラホヴィッチ選手がハードなマークに苦しんでいるため、同胞の審判員からの “庇護” を少しは期待したいところです。
とは言え、メインは「ピッチ上で勝利という結果を出すこと」です。
ユベントスのホームで行われた第2節の失態を挽回する内容と結果を示すことができなければ、周囲の雑音が再び大きくなることは避けられないからです。維持を見せるためにアッレグリ監督がどのような策を講じるのかに注目です。