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2022/23 UEFA ヨーロッパリーグ準決勝セビージャ戦(セカンドレグ)、主審はオランダのダニー・マッケリー

 UEFA は公式サイト上で 2022/23 UEFA ヨーロッパリーグ準決勝セカンドレグを担当する審判団を発表いたしました。セビージャ対ユベントス戦の主審はオランダのダニー・マッケリー(Danny Makkelie)氏です。

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 カリブ海に浮かぶキュラソー島出身のマッケリー氏は1983年1月生まれの40歳。2014/15 シーズンに UEFA チャンピオンズリーグで主審デビューを果たし、2022/23 シーズンの CL では5試合で笛を吹き、今季の UEFA ヨーロッパリーグでは初担当です。

表1:マッケリー主審が担当したユベントス戦
日時 UEFA CL 対戦カード
2019/09/18 2019/20
第1節
アトレティコ v ユベントス
[2 - 2]
2020/10/28 2020/21
第2節
ユベントス v バルセロナ
[0 - 2]
日時 UEFA EL 対戦カード
2020/08/21 2019/20
決勝
セビージャ v インテル
[3 - 2]

 マッケリー氏は過去にユベントス戦をチャンピオンズリーグで2試合担当し、成績はユベントスの1分1敗と相性の良くない審判員となっています。

 一方のセビージャは 2019/20 シーズンのヨーロッパリーグ決勝の主審がマッケリー氏であり、イタリア勢のインテルを倒してタイトルを獲得した「非常に縁起の良い審判員」だと言えるでしょう。

 

 なお、マッケリー氏とともに試合を担当する副審はヘッセル・ステーグストラ(Hessel Steegstra)氏とヤン・デ・フリース(Jan de Vries)氏。第4審判はスルジャン・ヨヴァノヴィッチ(Srdjan Jovanović)氏。

 VAR はポル・ファン・ボーケル(Pol van Boekel)氏、副 VAR はロブ・ディペリンク(Rob Dieperink)氏が担当すると発表されています。

 

 ファーストレグではラビオ選手へのファールで PK が与えられなかったことを批判された UEFA による “嫌がらせ任命” が行われた感があります。

 マッケリー氏が主審を担当した UEFA のコンペティションでユベントスはスペイン勢を相手に1分1敗。対するセビージャはイタリア勢を相手に1勝と UEFA のチェフェリン会長が笑いを堪えるのに必死な相性だからです。

 ユベントスとしては審判の判定を気にしすぎてラモン・サンチェス・ピスフアンの雰囲気に飲み込まれることが最悪です。その状況を避けるための準備と試合への入りが重要になるでしょう。

 アッレグリ監督がどのような策を講じてアウェイでのセビージャ戦に臨むのかに注目です。