イタリア審判協会は公式サイト上で 2022/23 セリエA第7節を担当する審判団を発表いたしました。モンツァ対ユベントス戦の主審はファビオ・マレスカ(Fabio Maresca)氏です。

カンパニア州ナポリ出身のマレスカ氏は1981年4月生まれの41歳。今季はセリエAで主審を2試合で担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
---|---|---|
2020/11/21 | 2020/21 第8節 |
ユベントス v カリアリ [2 - 0] |
2021/02/27 | 2020/21 第24節 |
ヴェローナ v ユベントス [1 - 1] |
2022/02/26 | 2021/22 第27節 |
エンポリ v ユベントス [2 - 3] |
2022/04/25 | 2021/22 第34節 |
サッスオーロ v ユベントス [1 - 2] |
日時 | Serie B | 対戦カード |
2021/10/27 | 2021/22 第8節 |
パルマ v モンツァ [0 - 0] |
2022/02/29 | 2021/22 第24節 |
モンツァ v ピサ [1 - 2] |
2022/04/10 | 2021/22 第34節 |
コゼンツァ v モンツァ [0 - 2] |
マレスカ氏が今季のセリエAでユベントス戦を担当するのは初のこと。今季を含む直近3シーズンでは4試合で主審を務め、ユベントスから見た成績は3勝1分です。
今節でユベントスと対戦するモンツァは昨季のセリエBでマレスカ氏が主審を務めた試合は3試合あり、成績は1勝1分1敗でした。
ちなみにマレスカ氏がモンツァ対ユベントス戦で主審を担当するのはキャリアを通して初めてのことです。
なお、マレスカ氏とともに試合を担当する副審はエマニュエレ・プレンナ(Emanuele Prenna)氏とパスクアーレ・デ・メオ(Pasquale De Meo)氏。第4審判はルカ・マッシミ(Luca Massimi)氏。
VAR はミカエレ・ファッブリ(Michael Fabbri)氏、副 VAR はアレッサンドロ・コスタンツォ(Alessandro Costanzo)氏が担当すると発表されています。
ファッブリ氏が VAR を担当するのは今季4試合目。第5節ラツィオ対ナポリ戦以来の担当です。
前節ユベントス対サレルニターナ戦の VAR 介入による誤審で開き直りを見せたので今節以降は「まともな判定だったらラッキー」程度の信用度しかない状況での試合が続くことになるでしょう。
主審だったマルチェナーロ氏はフィオレンティーナ対ヴェローナ戦の第4審判。VAR を務めたバンティ氏はセリエBの大一番であるカリアリ対バーリの VAR に指名されているからです。
モンツァ戦はユベントスにとって “勝たなければならない試合” ですが、勝ったとしても喧騒が収まることはありません。そういう位置付けの試合だからです。
年俸総額がセリエA最大のチームをセリエA最高年俸の指揮官が率いてリーグ8位では解任論が強まるのは避けられません。クラブの上層部がどのような決断を下すのかに注目です。