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デ・リフト選手「その時が来れば去就の決断を下す」

 オランダ代表として UEFA ネーションズリーグに参戦中のデ・リフト選手が NOS (オランダ放送協会)からの取材に応じていましたので概要を紹介いたします。

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マタイス・デ・リフト選手:
「話し合いは進行していますし、その時が来れば契約延長か他を見据えるかを決断することになるでしょう。

 私は常にスポーツ・プロジェクトの観点から私自身にとってのベストは何かを考えています。2年連続での4位は不十分ですし、私達はステップを踏まなければなりません。

 ユベントスは常に王者になりたいと思っているクラブであり、王者になる必要があるクラブです。個人的にはこれまでで最も良い1年でした。プレー時間と私のプレー方法という点でです。

 

 契約延長はすぐ後ろにいるか?いや分からないな(笑)

 クラブは私に言ってくれました。今季はキエッリーニやボヌッチの負傷もあり、自分のキャパシティーを示せたと思います。

 最終ラインを統率しなければならなかったですし上手くできました。これが次のステップだと考えています。

 

 トップスポーツに熾烈な競争は付き物です。ネガティブに捉えることはできますが、私にとっては刺激となります。

 もちろん理想的な状況ではありません。しかし、私は常に良い部分だけを見ようとしています。

 私は3バックのいずれのポジションでもプレーできると思っています。それにどの選手をピッチに送り込むのかは(オランダ代表のファン・ハール)監督の判断に委ねられていることです」

 




 

 デ・リフト選手がユベントス加入後の2年間は不完全燃焼と評されるべき内容でしたが、アッレグリ監督の下でプレーした今季が個人的に充実したシーズンだったことは事実でしょう。

 ピルロ監督が続投していた場合に今季と同等のパフォーマンスをデ・リフト選手が残せた保証はありません。選手の評価額が下落することを防いだアッレグリ監督の手腕にフロント陣が “一定の評価” を与えることは妥当と言えます。

 インタビューでデ・リフト選手が「熾烈な競争」と言及しているのはオランダ代表でのポジション争いのことです。ファン・ハール監督は3バックを導入し、序列的にデ・リフト選手は出遅れています。

  • 左 CB: アケ(マンC)、ブリント(アヤックス)
  • 中 CB: ファン・ダイク(リバプール)
  • 右 CB: デ・フライ(インテル)、ティンバー(アヤックス)

 “左利きの CB” が2選手いるため、空きが生じる可能性があるのは「右 CB」だけです。ただ、右 CB には的確なポジショニングを武器にするデ・フライ選手が評価をされており、デ・リフト選手がレギュラーとなるかは不透明です。

 だから、3バックのどのポジションでもプレー可能との発言に繋がって来るのです。

 

 将来性のあるデ・リフト選手はキャリアを選べる立場であるだけに現行契約に対してどのような決断を下すのかに注目です。