ユベントスは公式サイト上で 2021/22 セリエA第34節サッスオーロ戦に向けた招集メンバー20選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: シュチェスニー、23: ピンソーリョ、36: ペリン |
DF | 2: デ・シリオ、3: キエッリーニ、4: デ・リフト、6: ダニーロ、12: アレックス・サンドロ、17: ペッレグリーニ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ |
MF | 20: ベルナルデスキ、25: ラビオ、28: ザカリア、47: ミレッティ、ズエッリ |
FW | 7: ヴラホビッチ、9: モラタ、10: ディバラ、18: ケーン |
ミッドウィークの20日(水)に開催されたコッパ・イタリア準決勝フィオレンティーナ戦からはクアドラード選手が招集メンバー外。現地24日午後のトレーニングで左内転筋を痛めたことが理由と発表されています。
一方、Bチーム(= U-23)からは中盤 MF を本職とするズエッリ選手がトップチームに初招集されることになりました。
【先発予想: 4-2-3-1】
GK: シュチェスニー
DF: ダニーロ、デ・リフト、キエッリーニ、ペッレグリーニ
DMF: ザカリア、ラビオ
OMF: ベルナルデスキ、ディバラ、モラタ
FW: ヴラホビッチ
アッレグリ監督は 4-2-3-1 を選択すると予想されます。
中盤 MF を本職とする選手が手薄な状況は続いており、「中盤で狙いどおりにボールを持てるか」が試合の流れを左右することになるでしょう。
サッスオーロのディオニージ監督は 4-2-3-1 が有力です。
サッスオーロは長身 CF のスカマッカ選手と2列目のベラルディ、ラスパドーリ、トラオレの3選手による “連動した攻撃” を特長とするチームです。「この攻撃陣を上手く封じることが勝利への条件」と言えるでしょう。
そのためには「サッスオーロの攻撃陣に与えられた選択肢の数を制限すること」が重要です。中盤からのビルドアップに定評があるサッスオーロに「攻撃のアプローチを何回も繰り返して許す」となると、決定機に結び付く “当たり” を引かれてしまいます。
失点の可能性が高まる状況は避けたいだけに「攻撃時に使わせるサイドを制限」したり「スカマッカ選手にポストプレーをする時間とスペースを与えたない」など “連動した守備” をチームとして遂行できるかがユベントスの課題になります。
一方でユベントスのシーズン目標である「4位以内」を確保するためには勝利が必須です。勝利には得点が必要であり、「サッスーロがやりたい試合内容をユベントスができるか」がポイントです。
「エースのヴラホビッチ選手に “得点の期待値が高い状況” でボールを託す形」や「ヴラホビッチ選手に預けると見せかけて裏を取る形」で手にした決定機を決め切れるかが鍵になるでしょう。
ボールを持たれるとフラストレーションを溜め込みやすい若手選手が多くなっているチーム状況で勝利のためのアッレグリ監督がどのような準備をして臨むのかに注目です。