ユベントスは公式サイト上で 2021/22 セリエA第27節エンポリ戦に向けた招集メンバー19選手を発表いたしました。

招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: シュチェスニー、23: ピンソーリョ、36: ペリン |
DF | 2: デ・シリオ、4: デ・リフト、6: ダニーロ、11: クアドラード17: ペッレグリーニ、19: ボヌッチ |
MF | 5: アルトゥール、25: ラビオ、27: ロカテッリ、28: ザカリア、47: ミレッティ |
FW | 7: ヴラホビッチ、9: モラタ、18: ケーン、38: アケ、46: スーレ |
負傷離脱中のトップチーム登録の8選手が招集外。選手が足りていないポジションはBチームから MF のミレッティ選手、FW のアケ選手とスーレ選手が招集されています。
【先発予想: 4-3-3】
GK: シュチェスニー
DF: ダニーロ、ボヌッチ(デ・シリオ)、デ・リフト、ペッレグリーニ
MF: ザカリア、アルトゥール(ロカテッリ)、ラビオ
FW: クアドラード、ヴラホビッチ、ケーン(モラタ)
アッレグリ監督は 4-3-3 を継続するでしょう。ターンオーバーに消極的な指揮官ですし、起用できる選手が著しく制限されていることから選択肢が限られているからです。
対するエンポリのアンドレアッツォーリ監督は 4-3-2-1 を選択するでしょう。
攻撃を牽引するのは CF のピナモンティ選手。トップ下ではバイラミ選手が変化を加え、両インサイドハーフが攻撃に厚みを加える堅守速攻が持ち味のチームです。
したがって、ユベントスの守備陣は「エンポリに効果的な速攻をさせないこと」が求められます。具体的には「パスの出し手へのプレッシング」と「ポストプレーの制限」を根気強く継続することになります。
一方、ユベントス攻撃陣への要求は「2点差以上のリードを早い時間帯に作って試合を進めること」です。
トップチームで負傷離脱中の選手が相次いでおり、『交代采配を駆使した挽回』は期待できません。そのため、“先行逃げ切り” に注力せざるを得ない状況です。
エンポリは『中央に選手が集まりやすいシステム』を採用しているため、ユベントスは攻撃時に「どのタイミングで手薄なサイドを使うのか」が鍵になります。ヴラホビッチ選手に決定機を託すためにどのように組み立てるのかが重要と言えるでしょう。
理想は「クアドラード選手とケーン選手の両翼」でスタートし、“安全圏” にまでリードを広げた後に「アケ選手とモラタ選手の投入による先発 FW 陣の温存」です。
『主力選手に休養』を与える試合展開に持ち込めるかが鍵になるでしょう。アッレグリ監督が過密日程を踏まえてどのような準備をしてアウェイでのエンポリ戦に臨むのかに注目です。