ユベントスは公式サイト上で 2021/22 セリエＡ第29節サンプドリア戦に向けた招集メンバー19選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
| 選手名 | |
|---|---|
| GK | 1: シュチェスニー、23: ピンソーリョ、36: ペリン |
| DF | 2: デ・シリオ、4: デ・リフト、6: ダニーロ、11: クアドラード、12: アレックス・サンドロ、17: ペッレグリーニ、24: ルガーニ、54: ストラマッチョーニ |
| MF | 5: アルトゥール、25: ラビオ、27: ロカテッリ、47: ミレッティ |
| FW | 7: ヴラホビッチ、9: モラタ、18: ケーン、38: アケ |
負傷が癒えたデ・シリオ選手とＡ・サンドロ選手が招集メンバーに復帰。一方で累積警告で起用できないベルナルデスキ選手とＢチームでプレー時間を与えたいスーレ選手がメンバーから外れています。
【先発予想： 4-4-2】
GK: シュチェスニー
DF: ダニーロ、デ・リフト、ルガーニ、ペッレグリーニ
MF: クアドラード（アケ）、ロカテッリ、アルトゥール、ラビオ
FW: ケーン（ヴラホビッチ）、モラタ
アッレグリ監督は 4-4-2 を選択すると予想されます。
負傷で離脱していた選手が戦線に戻って来たものの、復帰即スタメンとはならないでしょう。そのため、温存でベンチスタートが予想されるヴラホビッチ選手の起用が鍵を握ることになると考えられます。
対するサンプドリアのジャンパオロ監督は 4-3-1-2 が有力です。
クアリャレッラ選手とカプート選手のベテランが2トップとして攻撃陣を牽引し、新加入のセンシ選手がトップ下でサポートする形が基本です。彼らに縦パスを入れることでスイッチになっているため、そうさせない守り方が重要になるでしょう。
オーソドックスな戦術としては「前線からのハイプレスでビルドアップを阻害すること」が基本になりますが、この戦術を採用することはアッレグリ監督は消極的です。そのため、守備ブロックを作って耐える時間が長くなると思われます。
勝利を求めるユベントスに不可欠なのは「得点」であり、攻撃陣に期待されるのは「複数得点」です。
サンプドリアは「経験のあるベテラン勢で中央を固める守備」を採用していますが、組織としては上手く機能していない問題点を抱えています。その脆弱性を効果的に突くことができるかがポイントになるはずです。
サンプドリア戦の後に重要なビジャレアル戦が控えているため、エネルギーをどう使うのかが重要になるでしょう。ユベントスとしては消耗戦は避けたい状況であり、アッレグリ監督がどのような準備をして臨むのかに注目です。
