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【招集メンバー】 2021/22 コッパ・イタリア準決勝 フィオレンティーナ対ユベントス

 ユベントスは公式サイト上で 2021/22 コッパ・イタリア準決勝フィオレンティーナ戦(ファーストレグ)に向けた招集メンバー19選手を発表いたしました。

画像:コンティナッサの練習場で調整する選手たち

 招集された選手一覧は下表のとおりです。

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表1:招集メンバー(2021/22 コッパ・イタリア準決勝 フィオレンティーナ戦)
  選手名
GK 1: シュチェスニー、23: ピンソーリョ、36: ペリン
DF 2: デ・シリオ、4: デ・リフト、6: ダニーロ、11: クアドラード、17: ペッレグリーニ、19: ボヌッチ、54: ストラマッチョーニ
MF 5: アルトゥール、25: ラビオ、27: ロカテッリ、47: ミレッティ
FW 7: ヴラホビッチ、9: モラタ、18: ケーン、38: アケ、46: スーレ

 エンポリ戦で負傷したザカリア選手が招集外。ボヌッチ選手のコンディションが怪しいため、Bチーム(= U-23)からストラマッチョーニ選手が新たに招集されました。

 アケ、ミレッティ、スーレの3選手は引き続き招集されています。

 

【先発予想: 4-4-2】
  GK: ペリン
  DF: ダニーロ、デ・リフト、デ・シリオ、ペッレグリーニ
  MF: アケ、ロカテッリ、アルトゥール、ラビオ
  FW: ヴラホビッチ、モラタ(ケーン)

 アッレグリ監督は “5-3-2 への可変が容易な 4-4-2” に選手を配置すると予想されます。

 DF陣やアケ選手が不測の事態に見舞われた際は「ストラマッチョーニ選手の投入」でしのぎ、ミレッティ選手やスーレ選手は試合終盤での投入で出場機会を狙うことになるでしょう。

 

 対するフィオレンティーナのイタリアーノ監督は 4-3-3 が濃厚です。

 新加入のピョンテク選手が CF として最前線に立ち、ニコラス・ゴンザレス選手らが両翼から仕掛ける形を持ち味とするチームです。方向性が明確なチームであり、「対策は立てやすい」と言えるでしょう。

 フィオレンティーナはL・トレイラ選手が中盤の底でレジスタとしてパスを散らし、両サイドでのコンビネーションを活かして主導権を握るチームです。そのため、ユベントスは「迎撃地点をどこに設定するか」がポイントになります。

 現実には「低いラインでの5バックによる守備ブロック」となるでしょう。ただ、それだけでは持ち堪えることは困難であり、ハイプレスを織り交ぜて相手の出足を鈍らせることが重要になるはずです。

 ユベントスの攻撃に関しては「速攻への切り替えと精度」が鍵です。フィオレンティーナが「ハイプレスによる即時奪還」を狙って来る可能性が高いため、「プレスの第1波を回避した上でスペースに展開してフィニッシュまで持ち込めるか」が課題です。

 1本のロングフィードで局面が真逆になる確率はそれほど高くありません。その博打をするよりもアルトゥール選手やロカテッリ選手の構成力を活かして一息を付くプレーができる余裕があるかが勝敗の行方を左右することでしょう。

 

 アウェイゴールのあるホーム&アウェイ制で行われるコッパ・イタリア準決勝ですが、セカンドレグが行われるのは国際Aマッチデーが明けた4月の予定です。満身創痍のユベントスは2戦目に期待が持てるスコアで終えることが重要になるでしょう。

 アッレグリ監督がどのような準備をして試合に臨むのかに注目です。