『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスから期限付き移籍でサンプドリアに加入中のドラグシン選手がサレルニターナにレンタル先を変更する可能性が浮上しているとのことです。
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ドラグシン選手は2002年2月生まれの19歳。2019年夏にユベントスの下部組織に加入し、今シーズンはサンプドリアに1年間の期限付き移籍で加入している CB です。
サンプドリアではベレシンスキ選手の控えとして右サイドバックで起用され、公式戦15試合（先発は5試合）・711分のプレー時間を記録しています。
そのドラグシン選手に移籍話が出ている理由は「監督交代」でしょう。サンプドリアは成績不振でダベルサ監督が解任され、ジャンパオロ監督が就任しました。
これだけだと移籍を考える必要性はないのですが、「ドラグシン選手の序列が下がった」と言える状況ですから止むを得ません。
サンプドリアは冬の移籍市場でベローナからマニャーニ選手を期限付き移籍で獲得。23日の第23節スペツィア戦はマニャーニ選手とフェッラーリ選手がセンターバックでコンビを組みました。
ダベルサ監督下で主力 CB だった吉田麻也選手とコリー選手は負傷とアフリカ・ネイションズカップで不在です。ドラグシン選手は実質的には「5番手」と見なせる状態ですから、出場機会が期待できるチームへの移籍はあり得るでしょう。
サレルニターナはセリエＡで最下位に沈んでおり、降格圏外の17位ベネチアとの勝点差は8です。なりふり構っていられる状態ではないため、駆け込み補強が起きる可能性はあります。
ドラグシン選手の去就がどうなるのかにも注目です。
