2021/22 セリエＣ第20節が行われ、ペルゴレッテーゼをホームに迎えたユベントス・Ｂチーム（= U-23）はブリヘンティ選手のゴールで先制するも PK で追い付かれ、試合は 1-1 で引き分けました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
| 選手名 | |
|---|---|
| GK | 1: イスラエル |
| DF | 26: バルビエリ（→ 31' st. 2: レオ） 4: リッチオ 3: ストラマッチョーニ 6: アンツォリン |
| MF | 23: アケ 19: パルンボ 20: レオネ（→ 1' st. 21: ミレッティ） 14: コンパニョン（→ 25' st. 16: セルサンティ） |
| FW | 11: ブリヘンティ (C)（→ 31' st. 7: セクロフ） 9: ダ・グラサ |
ザウリ監督は 4-4-2 を選択。前節レニャーゴ・サルス戦からは右 SB とダブルボランチの計3選手を入れ替え、前線はブリヘンティ選手とダ・グラサ選手の2トップを引き続き起用する布陣で試合に臨みます。
最初に惜しい場面を作ったのはペルゴレッテーゼ。11分にカウンターで左サイドを持ち上がるとバラス・マルチッロのロングシュートが枠を捕らえる。だが、GK イスラエルが好守で応戦する。
対するユベントスは14分に右サイドからのクロスを中央でダ・グラサが落とすとパルンボがミドルシュート。だが、クロスバーを叩く。
ペルゴレッテーゼは18分に右サイドのバリーティからのクロスにスカルディーナが飛び込んだが、シュートは GK イスラエルの正面。
ユベントスは32分にアケのハイプレスからボール奪取に成功すると、最後はダ・グラサがシュート。しかし、シュートは枠のわずかに右へと外れてゴールとはならず。前半は互いに譲らず 0-0 で折り返すことになる。
試合が動いたのは53分。アケが右サイドに展開すると、オーバーラップしたバルビエリのクロスにブリヘンティが頭で合わせてユベントスが先制に成功する。
対するペルゴレッテーゼは61分に右サイドからのクロスに飛び込んだバラス・マルチッロがストラマッチョーニに背後から倒されて PK を獲得。これをバラス・マルチッロが自らゴール左上に決めて同点に追い付く。
ユベントスは84分に右サイドの深い位置で得た FK をパルンボが直接狙うも、GK ガレオッティがパンチングでボールを弾き出して難を逃れる。
この後、スコアが動くことなく 1-1 で試合は終了。両チームが勝点1を分け合う結果となった。
なお、試合後にザウリ監督は次のようにコメントしています。
ランベルト・ザウリ監督：
「拮抗した試合でした。ペルゴレッテーゼも私達と同様のサッカーをしていましたし、このような試合ではエピソードが違いを生み出します。素晴らしいゴールでリードを奪った後により良い管理ができたことを考えると残念です。
このようなケースにおいてはミスをできるだけ少なくすることがビハインドを背負ったチームに勇気を与えなくなります。ミスを制限することで重要な勝利を手にすることができたでしょう。
これらの試合から成長するものですし、私達は3日おきにプレーすることが回復には簡単ではなく、どの試合でもインテンシティーを持ってプレーすることが難しいと知っています。
今はプレーオフ争いの真っ只中にいます。優勝争いをするチームに嫌がらせをし、それから改善を続けたいと思います。試合のマネジメントや技術的な観点やどの側面においてもです」
試合はどちらに先制点が入っても不思議ではない一進一退の前半でした。後半は素晴らしい流れの中からユベントスが先制に成功していただけに PK を与えることになったプレーが悔やまれることは否定できません。
ダイレクトシュートで得点はほぼ不可能な角度でしたし、キープされてもシュートブロックをする余裕はあったと思われます。それだけにプッシングの誘惑に狩られた代償が響くことになったと言えるでしょう。
Ｂチームもクリスマス休暇に入るため、次戦は1月9日（日）に予定されているセリエＣ第21節トリエスティーナ戦です。シーズン後半戦も上位争いに加わるための成長を続けることができるのかに注目です。
