イタリア審判協会は公式サイト上で 2021/22 セリエA第7節を担当する審判団を発表いたしました。トリノ対ユベントス戦の主審はパオロ・バレリ(Paolo Valeri)氏です。
ラツィオ州ローマ出身のバレリ氏は1978年5月生まれの43歳。今季はセリエAで主審を2試合、VAR を3試合で担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2019/10/26 | 2019/20 第9節 |
レッチェ v ユベントス [1 - 1] |
2020/07/15 | 2019/20 第33節 |
サッスオーロ v ユベントス [3 - 3] |
2021/05/09 | 2020/21 第35節 |
ユベントス v ミラン [0 - 3] |
2021/05/23 | 2020/21 第38節 |
ボローニャ v ユベントス [1 - 4] |
日時 | Serie A | 対戦カード |
2017/05/06 | 2016/17 第36節 |
ユベントス v トリノ [1 - 1] |
バレリ氏が直近2シーズンに主審を担当した4試合でユベントスは1勝2分1敗。相性が良いとは言えない成績です。
ちなみにバレリ氏がトリノ・ダービーで主審を務めたのは 2016/17 シーズン第36節の1度のみ。試合はスクデット獲得を決めたユベントスが90分のイグアイン選手のゴールで追い付き、1-1 の引き分けでした。
なお、バレリ氏とともに試合を担当する副審はアレッサンドロ・ジャラティーニ(Alessandro Giallatini)氏とマウロ・ガレット(Mauro Galetto)氏。第4審判はニッコロ・バローニ(Niccolo Baroni)氏。
VAR はアレアンドロ・ディ・パオロ(Aleandro Di Paolo)氏、副 VAR はチーロ・カルボーネ(Ciro Carbone)氏が担当すると発表されています。
ディ・パオロ氏が VAR を担当するのは今季7試合目。ユベントス関係では第4節ユベントス対ミランでも VAR を担当しています。ダービー戦で激しい試合になることが予想されるため、審判団が雰囲気に飲まれないこともポイントになるでしょう。
今回のトリノ・ダービーは両チームともに FW 陣が満身創痍の状態で迎えます。主力として攻撃陣を牽引することが期待された複数の選手が負傷離脱中であり、その中で両監督がどのように工夫を凝らすかが勝敗の分かれ目になるはずです。
タイトな日程の中で迎えるダービー戦にアッレグリ監督がどのような準備をして臨むのかに注目です。