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デ・チェリエがアカデミー部門の新コラボレーターに就任

 ユベントスは公式サイト上でパオロ・デ・チェリエ氏がアカデミー部門の新コラボレーターとしてチームに復帰すると発表いたしました。キャリアという点でも適職と言えるでしょう。

画像:ユベントス復帰が発表されたデ・チェリエ氏
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 ヴァッレ・ダオスタ(Valle d'Aosta)自治州アオスタ出身のデ・チェリエ氏は1986年9月生まれの34歳。2006年にユベントスでトップチーム・デビューを果たす前にプリマベーラでのタイトルを “総舐め” しているキャリアを有しています。

 ユベントスとの選手契約は2017年に満了。以後はスイスのセルベットやアメリカのマイアミビーチで選手契約を結んでおり、それらのキャリアを経ての復帰となります。

 

 ユベントスは地元ピエモンテ州とヴァッレ・ダオスタ自治州にエリートアカデミーの設置を発表しており、アマチュアクラブとの提携も進んでいます。

 デ・チェリエ氏は新コラボレーターとしてコーチング・アシスタントを担当するとの発表です。

 デ・チェリエ氏が指導者としてのキャリアを歩むのであれば、コーチから始めることは悪くはありません。現場で経験を積み重ね、U-17 など育成年代の監督からスタートすることが王道と言えるからです。

 また、ユベントスにとっても「地元出身でアカデミーを卒業した元選手」はアカデミーに子供たちを集める上でのロールモデルとなります。そのため、相乗効果を期待してのことと言えるでしょう。

 

 アスレチック・ビルバオなどスペイン・バスク州に本拠地を置く『育成の名門』が採用しているモデルをイタリア版に上手くアレンジし、機能させることができるのかに注目です。