イタリア審判協会は公式サイト上で 2022/23 セリエA第1節を担当する審判団を発表いたしました。ユベントス対サッスオーロ戦の主審はアントニオ・ラプアーノ(Antonio Rapuano)氏です。

エミリア=ロマーニャ州リミニ出身のラプアーノ氏は1985年4月生まれの37歳。昨季のセリエAでは主審を9試合で担当しています。
ラプアーノ氏がユベントス戦で主審を担当するのはキャリア初のこと。
一方のサッスオーロは昨季のセリエAで2試合(第31節ラツィオ戦と第35節ナポリ戦)がラプアーノ氏の試合でしたが、2敗と相性があまり良くないことが示されています。
なお、ラプアーノ氏とともに試合を担当する副審はロドルフォ・ディ・ヴォーロ(Rodolfo Di Vuolo)氏とヴィットリオ・ディ・ジョイア(Vittorio Di Gioia)氏。第4審判はアントニオ・ギウア(Antonio Giua)氏。
VAR はマルコ・グイダ(Marco Guida)氏、副 VAR はオレステ・ムトー(Oreste Muto)氏が担当すると発表されています。
グイダ氏は昨季のセリエAで VAR を12試合で担当し、最終節フィオレンティーナ対ユベントス戦に続けての任命です。審判団の力量に関してはあまりナーバスになる必要はないと言えるでしょう。
捲土重来を期するユベントスにとってサッスオーロとの開幕戦は重要です。
ボールを保持して主導権を握るスタイルのサッスオーロは “同系統で完成度の高いチーム” を苦手としており、今季のユベントスの方向性が浮き彫りとなる意味においても重要な試合になります。
アッレグリ監督がどのような準備をして開幕節に臨むのかに注目です。