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2021年夏の移籍市場最終日で成立する可能性があるユベントス関係の移籍

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』が2021年夏の移籍市場の最終日(現地8月31日)に成立する可能性があるユベントス関係の移籍交渉についての言及をしていましたので紹介いたします。

画像:移籍が噂されるペッレグリーニ

 主な移籍交渉は以下のとおりです。

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 まずは獲得が噂されている選手の一覧です。

Po. Name 寸評
FW ケーン
(エバートン, 21)
ロナウドの後任。メディカルチェックは完了済と報じられており、残すは正式発表のみ
イハッタレン
(PSV, 19)
デパイ2世。保有権を獲得し、今季はサンプドリアに期限付き移籍が有力視
イカルディ
(PSG, 28)
ムバッペが残留なら獲得の道は開けるが、実現の可能性は低い
MF ピアニッチ
(バルセロナ, 31)
マッケニーなど MF が1人退団して枠が空けば電撃復帰は間違いなしの状況
ビツェル
(BVB, 32)
プランBとして名前は出ているが、ドルトムントが放出に応じる可能性は少ない

 ケーン選手の復帰が目前に迫り、「デパイ2世」と称されるイハッタン選手の獲得が濃厚となっています。ただ、イハッタン選手はサンプドリアへの期限付き移籍が既定路線と目されており、こちらは将来に向けた布石と言えるでしょう。

 MF はピアニッチ選手の復帰が有力視されているものの選手登録枠に余裕がないため、現有戦力の放出が前提です。そのため、選手の獲得が(放出よりも)先に行われることはないと言えるはずです。

 

 次に放出の可能性が出ている選手は下表のとおりです。

Po. Name 寸評
FW ロナウド
(マンU, 36)
ユナイテッド復帰でクラブ間合意は発表されており、正式発表を待つばかり
DF ドラグシン
(19)
プレー機会を得るためにカリアリ移籍が有力視
ペッレグリーニ
(22)
プレミア移籍の噂も浮上。守備に難ありの現状では武者修行に出た方が良い
デッリ・カッリ
(22)
昇格組のサレルニターナへの期限付き移籍が目前
MF マッケニー
(23)
プレミア(・トッテナム?)からの関心があるとのこと。売却不可ではないため移籍金次第
ラノッキア
(20)
ビチェンツァ(セリエB)への期限付き移籍の噂
ファジョーリ
(20)
ペッキア監督が率いるクレモネーゼ(セリエB)への移籍の噂

 ロナウド選手はクラブ間合意が発表済みですが、メディカルチェックやビザ発給は未完了の状況です。これが正式発表に至っていない理由です。とは言え、正式発表は時間の問題でしょう。

 トップチーム登録で放出の可能性があるのはペッレグリーニ選手とマッケニー選手。ペッレグリーニ選手はオファーがあれば、マッケニー選手は完全移籍でなら移籍は実現するものと予想されます。

 若手有望株選手に関しては「移籍先のチームでどのぐらいの出場機会が現実的にあるのか」をシビアに(選手サイドが)見極めた上で移籍を希望するなら放出を容認すべきでしょう。

 

 移籍最終日でどのような動きが出るのかに注目です。