2021/22 セリエＣ第1節が開催され、アウェイでペルゴレッテーゼと対戦したユベントス・Ｂチーム（= U-23）はブリヘンティ選手のゴールで勝ち越しに成功し、1-2 の勝利を手にしました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
| 選手名 | |
|---|---|
| GK | 1: イスラエル |
| DF | 26: バルビエリ 5: デ・ウィンター 13: ポーリ (C) 6: アンツォリン（→ 37' st. 18: エンテンダ） |
| MF | 16: セルサンティ 8: レオネ（→ 17' st. 17: ズエッリ） 21: ミレッティ |
| FW | 10: スーレ（→ 17' st. 23: アケ） 27: クドリッジ（→ 25' st. 11: ペコリーノ） 7: セクロフ（→ 25' st. 31: ブリヘンティ） |
ザウリ監督は 4-3-3 を選択。1週間前に行われたコッパ・セリエＣのプロ・セスト戦に先発した同じスターティングメンバーでリーグ開幕戦に臨みます。
試合は両チームの守備が機能し、互いに相手 GK を脅かすことができないまま時間が経過する。
最初に惜しい場面を作り出したのはユベントス。30分にアンツォリンからのクロスをスーレがゴール正面からボレーで狙うが、このシュートは枠を捕らえない。
それでもユベントスは37分にセクロフがボール奪取に成功するとドリブルからミレッティにラストパス。ミレッティが左サイドから中に切れ込んでからのシュートでファーサイドのネットを揺らし、ユベントスが先制に成功する。
対するペルゴレッテーゼは42分に右サイドを突破したジレッリのクロスにジュウが合わせるも、これは GK イスラエルが防いでゴールとはならず。前半は 0-1 でアウェイのユベントスがリードを持って折り返す。
後半で先にスコアを動かしたのはペルゴレッテーゼ。58分に右サイドを突破したバリティのクロスはポーリに跳ね返されたものの、これを回収したゼンナーロがミドルシュートを決めてペルゴレッテーゼが同点に追い付く。
しかし、ユベントスは73分にミレッティの仕掛けで生じたルーズボールをズエッリがワンタッチで DF の背後に送ると、上手く入れ替わったブリヘンティが流し込み、再びリードを得ることに成功する。
追いかけるペルゴレッテーゼは79分にアリーニのクロスがそのままゴールマウスに向かうが、これは GK イスラエルが CK に逃れて同点とはならず。81分の決定機ではシュートの正確性を欠いてしまう。
結局、試合はこのまま 1-2 で終了。アウェイのユベントスが勝点3を獲得する結果となった。
なお、ザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。
ランベルト・ザウリ監督：
「拮抗した試合でした。3つの美しいゴールが生まれましたし、私達は報われました。
テクニカルな前半を過ごしましたし、後半はもう少しだけ戦う準備ができていたと思います。これは私を幸せにすることです。なぜなら、非常に若い選手たちがチームに加わり、昨年したことを継続しているチームを相手に結果を求めて戦ったからです。
ですから重要な勝利です。
グループは非常に若く、昨年とは異なります。カンピオナートでこのスタートを切れたことを私達は嬉しく思っています」
昨季はプリマベーラ（= U-19）を主戦場にしていたデ・ウィンター選手やセクロフ選手などが先発に名を連ね、また同年代の新加入選手であるクドリッジ選手も起用している状態で結果を手にしているのですからポジティブなコメントが出てくることでしょう。
相手チームからのスカウティングが進むと “弱点” を狙い撃ちにされる可能性が考えられますが、セリエＣの舞台で通用する実力を有することを示せている点は評価されるべきです。
Ｂチーム（= U-23）は国際Ａマッチデーの期間中に開催予定だった公式戦は日程変更になっているため、中断明けはコッパ・セリエＣを含めて週2試合になることが濃厚です。そのため、新加入選手が戦力として計算できるかも重要になるでしょう。
Ｂチームの次戦は9月12日（日）に予定されているカンピオナート第3節プロ・パトリア戦です。開幕節に続いてのアウェイ戦ですが、昨シーズンの昇格プレーオフで屈した相手に成長した姿を見せることができるのかに注目です。
