イタリア審判協会は公式サイト上で2020年の初戦となる 2019/20 セリエA第18節を担当する審判団を発表いたしました。ユベントス対カリアリ戦の主審はピエロ・ジャコメッリ(Piero Giacomelli)氏です。
イタリア北東部にあるトリエステ出身のジャコメッリ氏は1977年11月生まれの42歳。今季のセリエAは7試合、VAR は5試合を担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2018/09/23 | 2018/19 第5節 |
フロジノーネ v ユベントス [0 - 2] |
2019/02/02 | 2018/19 第22節 |
ユベントス v パルマ [3 - 3] |
2019/04/02 | 2018/19 第30節 |
カリアリ v ユベントス [0 - 2] |
ジャコメッリ氏がユベントス戦で主審を担当するのは昨季第30節カリアリ戦以来のこと。今シーズンは初めての担当となります。
ちなみに、ジャコメッリ氏が過去に担当したユベントス対カリアリ戦は昨シーズンの1試合のみ。この試合はケーン選手に対する人種差別チャントが問題となっており、試合のコントロールに若干の不安がある審判員と言わざるを得ないでしょう。
なお、ジャコメッリ氏とともに試合を担当する副審はステファノ・リベルティ(Stefano Liberti)氏とマッテオ・ボッテゴーニ(Matteo Bottegoni)氏。第4審判はマヌエレ・ボルピ(Manuel Volpi)氏。
VAR はルカ・バンティ(Luca Banti)氏、副 VAR はダリオ・チェッコーニ(Dario Cecconi)氏が担当すると発表されています。
バンティ氏が VAR を担当するのは今季17試合目。“専属” となっているのですが、第10節ナポリ対アタランタ戦でジョレンテ選手へのファールを見逃して物議を醸した当事者です。(その時の主審はジャコメッリ氏)
したがって、微妙な判定が求められる試合に持ち込まないことが重要になるでしょう。
今季好調のカリアリを相手に実力差を見せ付ける試合運びをサッリ監督が率いるユベントスが披露できるのかに注目です。