アリアンツ・スタジアムで行われた 2020/21 セリエA第30節ジェノア戦に 3-1 で勝利したユベントスの監督・選手による試合後コメントを紹介いたします。
アンドレア・ピルロ監督:
「私達は試合を上手く解釈していましたし、正しい態度でスタートし、すべてがイージーに見えました。前半の最後には集中力の欠如から相手に決定機を許し、大きな代償を支払う可能性がありました。
試合をプレーしたいと思いピッチに戻りましたが、あまりに低くしすぎたため試合をより落ち着かせる機会でアドバンテージを得ることに失敗しました。
不運にも私達は紙の上では容易に見えた試合を自ら複雑し、勝点を落としました。
今日はそうではありませんでした。素晴らしい前半でしたし、試合をコントロールしているように見えたからです。不注意ですべき以上の仕事をすることになりましたが」
ロドリゴ・ベンタンクール選手:
「私達は前半を非常に上手くプレーし、後半は少し落ちました。ジェノアはゴールを見付け、私達は彼らにあまりの多くのボールを持たれてしまいました。
私達は常に前半45分のメンタリティーを持っていなければならないことを知っています。直近の数試合で私は良くなったと感じています。改善しなければならないことは知っていますが、道は正しいものです。
アタランタとの次戦はタフな試合になるでしょう。シーズン終了時に最大限の勝点を得るためにすべての試合で勝ち続けなければなりません」
デヤン・クルゼフスキ選手:
「私にとってゴールは重要でした。チームにとっても自信を取り戻したと示すことが重要でした。
私達は後半を改善しなければなりません。立ち上がりは上手く行っていますが、相手に試合に戻る機会を許して今日はリスクに見舞われたものの幸運にもスコアを 3-1 にできたからです」
勝敗の分かれ目になったのは「ストロートマン選手が累積警告で起用できなかった」ことでしょう。代役は “ユベントスが保有権を1月に獲得したロベッラ選手” が務めたのですが、守備力不足を突かれて失点を招く結果となりました。
コンビネーションで狙い撃ちにされたのなら同情の余地はあります。ただ、クアドラード選手やクルゼフスキ選手にデュエルを挑まれて歯が立たなかったのですから、「対人守備能力の向上が今後の課題」と言えるはずです。
なお、第30節ではチャンピオンズリーグ出場権を争うチームはいずれも勝利で勝点3を上乗せしています。
第31節ではユベントスとアタランタが直接対決。ナポリが首位インテルとの対戦を控えています。これらの3チームにとっては今後を占う上でも非常に重要な試合となるでしょう。
大一番に向けて良い準備ができるのかに注目です。