NO JUVE, NO LIFE!!

- FINO ALLA FINE - ユベントス関係のニュース記事を扱うサイト

Bチーム: 先制するも追い付かれ、ピストイエーゼと 1-1 で引き分ける

 延期となっていた 2020/21 セリエC第31節が行われ、ピストイエーゼと対戦したユベントス・Bチーム(= U-23)はA・マルケス選手の PK で先制するも追い付かれ、試合は 1-1 の引き分けで終わりました。

画像:ピストイエーゼと引き分けたユベントス・Bチーム

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

PR

 

表:出場選手一覧(2020/21 セリエC第31節 ピストイエーゼ戦)
  選手名
GK 12: イスラエル
DF 33: デッリ・カッリ
15: カペッリーニ(→ 26' st. 16: アンツォリン)
25: ゴッツィ(→ 3' st. 13: アルチビアーデ)
MF 26: バルビエリ
6: ペーテルス
20: レオネ
2: ローザ(→ 1' st. 9: A・マルケス)
23: アケ
19: ラフィア(→ 41' st. 14: コンパニョン)
FW 11: ブリヘンティ (C)(→ 41' st. 34: ミレッティ)

 ザウリ監督は前戦と同様に 3-4-2-1 を選択。骨折が癒えた GK イスラエル選手が先発に復帰し、前線はブリヘンティ選手を1トップに2列目からアケ選手とラフィア選手がサポートする布陣で試合に臨みます。

 

 先に決定機を作ったのはアウェイのユベントス。11分に右 CK からデッリ・カッリのヘディングシュートが枠を捕らえるが、GK ノルディが横っ飛びセーブで防ぐ。

 対するピストイエーゼは13分にレオネのクリアミスで得た決定機にシモネッティが右足で狙うが、こちらは GK イスラエルに阻まれてゴールとはならず。これで得た左 CK から左右に揺さぶって最後はマルがミドルを放つもシュートは枠の上へと飛ぶ。

 リズムを掴んだピストイエーゼは45分にスローインからバリアーニの折り返しを走り込んだシモネッティが決定的なシュートを放つもボールは枠を捕らえず。前半は 0-0 で折り返すこととなる。

 連敗をストップしたいユベントスのザウリ監督は後半開始と同時にA・マルケスの投入を決断。1点を取りに行く采配を見せる。

 ところが、この直後にアクシデント。頭を打ったゴッツィがプレー続行不能となり、アルチビアーデとの交代を余儀なくされてしまう。(なお、病院での検査で異常はなかったため退院済みとクラブが公式発表

 再開した試合ではユベントスがラフィアのクロスで、ピストイエーゼがシモネッティのシュートで相手ゴールを脅かすが双方の GK が守る牙城を崩すまでには至らない。

 この状況で試合が動いたのは68分。ユベントスは中央をドリブルで持ち運んでいたラフィアが右サイドに展開すると、ボールを呼び込んだブリヘンティが中央にクロス。これを途中出場のA・マルケスが押し込んで1点を先制する。

 勝利が欲しいユベントスだったが、84分に右サイドから入れられたクロスを落としたボールを先に回収したマウリツィをペーテルスが背後から倒してしまい PK を献上。これをキネッラートにゴール左に決められ、土壇場で同点に追い付かれてしまう。

 この後、両チームは勝ち越し点を狙うがスコアは 1-1 のままで動かず。試合は引き分けで終了し、勝点1を分け合う結果となった。

 

 なお、ザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。

ランベルト・ザウリ監督:
「今日、私達は順位を変動させる勝点を持ち帰ります。シーズン・フィナーレに私達を助けてくれることでしょう。もちろん、終盤に同点弾を許してしまったことは残念に思います。

 しかし、私達はポジティブな面に目を向けなければなりません。その1つがプレーオフ出場権を獲得するための勝点1です。

 明日からは4日後に控えるホームでのポンテデーラ戦について集中しなければなりません。選手たちには既に何度か話していますが、激しいシーズン・フィナーレが待ち構えています。仕事をする上ではポジティブになるだけだと私は確信しています。

 頬骨の骨折で数ヶ月の欠場があった GK イスラエルがゴールマウスに戻って来たことを嬉しく思います。

 また、昨年はプリマベーラで良く知っているアンツォリンがセリエCデビューを果たしたことも嬉しいです。彼は不運にもひどい膝の怪我で立ち止まることを余儀なくされていましたから」

 

 




 

 降格圏に沈むピストイエーゼが相手でしたから勝点3を上乗せしたかったことは事実です。ただ、チームは連敗中だったため、連敗を止めれたことはプラスと言えるでしょう。

 また、GK イスラエル選手やアンツォリン選手など負傷離脱を強いられた選手が戦力として計算できる状態にまで回復したことは朗報です。途中交代を強いられたゴッツィ選手も大事には至らなかったので一安心と言えるはずです。

 Bチームの次戦は4月11日(日)に予定されているセリエC第35節ポンテデーラ戦です。

 1試合消化が多いポンテデーラの勝点49。現在8位のユベントスより2ポイント多く獲得しており、プレーオフ出場権を確保する上で重要な直接対決となるでしょう。Bチームの選手たちが良いパフォーマンスを見せることができるのかに注目です。