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パラティーチ CFO:「トップ4で終えれない可能性は考えていない。正確かつ明確な評価を行う必要がある」

 ユベントスのパラティーチ CFO が “ナポリ戦の前” に『スカイ・イタリア』からのインタビューに応じていましたので概要を紹介いたします。状況が短期間で劇的に改善することはないでしょう。

画像:スカイ・イタリアからの取材に応じるパラティーチCFO
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ファビオ・パラティーチ CFO:
「トップ4で終えれなかった場合、どのような影響が将来にあるか?私達はポジティブに考えています。

 トップ4で終えれないとは考えていませんし、カンピオナートを戦い、どの試合ででも勝点3を得ることを考えています。仮説ではありません。

 プレッシャーを感じた場合?11年間に渡って私達は毎日このレベルのプレッシャー下にありました。スクデットやタイトルを獲得した時、普段どおりに物事が進まない時もです。

 ピルロにも同じことが当てはまります。彼も何年にも渡ってこれらのレベルに身を置いています。選手として責任を背負う前もですし、彼は多くのプレッシャーを受けるも偉大なキャラクターと能力で常に管理して来ました。

 

 選手たちは低調か?これは長期間に渡って私がクラブ内で同僚たちと行って来た結果です。

 11年前に到着した時、デルネーリとの初年度で私達はバルザーリ、ボヌッチ、キエッリーニを擁していたものの誰もが DF を獲得すべきだと私に要求して来ました。私達は世界中を回り、おそらく彼らより優れて選手は 2〜3 人との信念がありました。

 その後、この考えは正しいと判明しました。10年間、彼らは世界最高の DF 陣だったと私は信じていますし、世界最高の DF だったからです。

 このチームでプレーする選手たちは優秀で競争力があると思います。私達全員が自分自身に少し疑問を投げかける必要はありますが、同時に私達は個々の選手に正確かつ明確な評価を行う必要があります。分析には奇妙なシーズンでしょう。

 

 私達は自分自身に疑問を投げかけていますし、勝ち続けている10年間についてもそうでした。

 私達に近い人々は私達がどれだけ自己批判ができるかを知っていることでしょう。今年は順位が下がったからではありません。私達が常に維持してきたメソッドだからです。

 どこを取り組むべきか?毎年行っているように取り組まなければなりません。シーズン終了後に見ることとなるでしょう。いつも通り監督とも話すでしょうし、適切な解決策を見つけなければなりません。

 

 アッレグリ?今は仕事と可能な限りベストを尽くすことを考えています。試合や技術フェーズの先を急ぐ理由はありません。時間は残されています。

 インテルは私達を上回るものを持っていたか?彼らは前年と同じ監督でシーズンをスタートし、システムや試合へのアイデアを有していました。

 コンテがどのような仕事をするかは知っていましたし、彼はハンマーであり、試合の組織を作ることに長けています。これが非常に大きなアドバンテージになっています。

 トップチームで監督を変更したのは私達だけでしたが、プレシーズンを行う時間がなかったため乗り遅れてしまいました。もう少し時間を要するでしょう」

 

 




 

 パラティーチ CFO が役職に留まるには「ピルロ監督がチャンピオンズリーグ出場権を獲得すること」が大前提でしょう。トップ4で終えることができなければ「解任」が濃厚です。

 したがって、パラティーチ CFO が「トップ4で終えれなかった(=チャンピオンズリーグ出場権を逃した)場合」を考えていないのは “個人” としては合理的です。ただ、“編成部門の統括責任者” として想定や準備をしていない場合は問題と言わざるを得ないでしょう。

 なお、ユベントスの置かれている状況は「依然として危機的な立場」であることに変わりません。

 ナポリ戦での勝利で “審判” は先送りになっただけで、事態が劇的に改善したのではないことに留意が必要です。「トップ4を争うライバルとの直接対決」や「ミドルゾーンでの守備ブロックは構築しない残留争い組との対戦」があるため、苦境は続くと考えられます。

 外部からの騒音が大きくならないよう継続して結果を積み重ねることができるのかに注目です。