『スカイ・イタリア』によりますと、長身でポストプレーができるタイプの CF の獲得に動いているユベントスがジェノアのスカマッカ選手に興味を示しているとのことです。動きは注視する必要があるでしょう。
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スカマッカ選手は1999年1月生まれの22歳。ローマの下部組織出身の CF でオランダの PSV を経て2017年1月にサッスオーロに完全移籍。以後は複数のクラブに期限付き移籍し、今季はジェノアに1年間のローンで加わっている FW です。
特長は 195cm の長身を活かしたプレーで、ポストプレーが期待できる CF 型の選手と言えるでしょう。
ただ、ケーン選手やザニオーロ選手の “やんちゃ組” と同様に「問題児」というマイナス部分があります。そのため、「サッスオーロの選手登録枠から漏れた FW に多額の移籍金を支払う価値があるのか」はシビアに判断する必要があるはずです。
ピルロ監督のユベントスに不足している FW は「マンジュキッチ選手のような献身性の高い爆撃機」であって、“フィジカルや身長だけが強みの CF” ではありません。
相手が中央を固める守備ブロックで籠城戦をする劣勢の状況でもクロスでの得点を期待させてくれる爆撃機が求められているのであり、その状況で消えてしまうような CF は不要です。
スカマッカ選手が要求される強さを備えていないなら、獲得の噂で終わる可能性は十分にあるでしょう。
「クルゼフスキ選手を2トップの1角にする」という起用方法も非現実的ではないため、ユベントスのフロント陣がどのような決断を下すのかに注目です。
